第6回「西原理恵子の人生画力対決」@新宿ロフトプラスワンに行ってきましたよ。

佐藤光留「時間が空いたので、高野拳磁の話でもしましょう(笑)」菊タロー「はあ?やりません!」
さて、行ってきましたよ。以下は再度注意して欲しいこと。



本文中の「」や””が当日発言されたことの自分なりの要約。テレコは使用してませんよ。
大体こんな感じだったてことです。それ以外は、イベント時に自分が思ったことや、後日にまとめている時に考えたことになります。
全部が壇上の人の発言じゃないんで、話半分にして下さい。要約すると逮捕記念なんてしてません(笑)



※前回
http://d.hatena.ne.jp/eg_2/20090607



●当日の詳細

ビッグコミックスペリオールPresents
第6回「西原理恵子人生画力対決
スペリオール誌上にて「すべての漫画家に喧嘩を売ります」と宣言して、21世紀のコミック界を恐怖のどん底に陥れた西原理恵子
偉大なる漫画家先生たちと、ライブで画力対決します!

対戦相手・江口寿史先生、福本伸行先生
司会進行・八巻和弘(小学館編集者)

Open 18:00 / Start 19:00
前売¥3,000(飲食代別)
前売はローソンチケットで6/20(土)より発売(1人2枚まで)
【Lコード:37535】

※チケット整理番号順の入場となります。
※前売券売り切れ次第、当日券なしとなります。
http://www.toriatama.net/

●うちわ

「6月9日は包茎の日 克弥が夜来てむくよ。」



「私がむきます。この道一筋」



●その1
・さて、今回もばらちんを拝見します。アイドル属性は皆無なんですが、りえぞう先生は別。MMQ。
・会場前に。結構な人がたむろしてます。並ばせるとかしないんですかね。
・看板前に立っている女性あり。「すんません。看板撮影したいんですが」と。ごめんなさい。
・当日券なし。でもさ、プラネテスイベントの所に「当日券は通常よりも多めに販売しますので、オークションサイトでのチケット購入はお止め頂くよう、ご協力宜しくお願い致します。」って書いてあるじゃん。そんな事が発生しますよ。
・並ばせないので行列なし。でも、階段が暑い。この季節はなあ。
・開場を待っていたら、某さん夫婦が。「途中で抜けるので、入口付近にいます」とのことでした。理由をちょい耳にしたら、そんなことなんだ。それは大事ですね。
・会場イン。今日もテーブルなしでイスが限界まであります。そんなに席数ってあるのかな?大久保から持ってきたのかも。
・お座敷希望とのことで、お座敷に。ここで驚く。お座敷席もテーブルなしで座布団3列で横びっしり。この席配置は初めて。ここでやるかー。さらに詰めて、人をもう一列入れようとしてるし。
・開演前までのお供は、鉄腕バーディーゆうきまさみとレッド@山本直樹の最新刊。第4特務戦術部隊かっちょいいぞ。レッドの方はねえ。これと少女ファイトを交互にやるイブニング最高。
・んで、雑談。度肝を抜かれまくった「ノア百田辞表」とかいろいろ。どうするんだよ、それは。
・ちなみに今日はWWE武道館大会と被りました。リッキー・スティムボートvsクリス・ジェリコが死ぬほど見たかった。っつーかその試合しか見たくはないのだが。
・ロフトの人の前説「○○○に完全に○○してます(笑)あ、書かないで下さいね」とのこと。最近は書いていいことと、ダメなことの区別がつなかくなってるぜ(笑)伏字にすればいいだろー。



●その2
・登場。今日のりえぞう先生は緑色で統一。ホント、セクシーコンドーorジャパニーズディーヴァだわ。八巻さんは前回と同じ服かも(笑)
・しかし、入場曲がなぜか山下達郎。八巻さん「今日の選曲は全部自分がしたんですよ」
・りえぞお先生「みなさん来場ありがとうございす。いやー今日は完全に勝ちに行きますよ!みんな誰の絵が見たんだ?」まあ、今日は勝ち試合だ。余裕!
・りえぞお先生「福本さんを、吉祥寺の飲み屋でずーーーーーーーーっと口説いて口説いて。イジイジしててさあ。ベロベロにさせて”うん”って聞き出して(笑)。今はまだ来てませんが、後半にいよいよ天上人が来ますよ。さあ、来てない内にいろいろ言おう(笑)」
・りえぞお先生「福本さん”オレはそんなに描けない方でもないよ。ちょっとは出来るよ”って言いやがって。ちょっとじゃねえよ!今日はメカもの行くからね。描かすよー」客席大拍手。でも、メカは自分も地雷じゃん。
・りえぞお先生「江口さんも不安なんだって。彼も今日は4時から飲んでいて、今ベロベロですよ。でも、意外と会った事がなかったんですね。彼も私の作品を読んだ事がなかったみたいで、”送られてきたから、女の子三部作読んだよ。意外と面白いじゃん”って、あの野郎(笑)」仕事しねえのに失礼だよなあ。
・りえぞお先生「江口さんは、私にとっては江川達也と同じ箱に入っているの!あの線は全部同じじゃないの!」もっと言ってるが略。今日も絶好調。



●その3
・りえぞお先生「あ!今日は高須先生はいらっしゃってません(客席:え〜)。実家は名古屋だからね。次回は会場全員に2杯奢らせるからね!」24万。でも簡単に了解しそうだ。
・八巻さん「前回と前々回来た方?あ、結構いますね。毎度なんですが、映画の宣伝Vを流します。女の子物語が8/29に公開決定しまして。いやー20世紀少年とぶつかってしまいましたねえ」りえぞお先生「いやー敵じゃないですよ。後半どんどん○○になってきてるしさあ」
・で上映。巨大な西原絵&愛ちゃん彩色。で、女の子三人の風景がいい。でも、彼女は西原理恵子じゃない。
・りえぞお先生「いやー、いかにも単館上映系で。シネクイントでやります。やった!ポレポレ東中野じゃなくて(笑)」ポレポレもいい劇場じゃないですか。松江監督の最新作楽しみ。
・関連してのLEE取材話。八巻さん「この写真。機嫌悪そうですねえ」りえぞお先生「この年で女優と並ばせられる身になってみなさいよ。観月ありさでしょ、蒼井優でしょ、菅野美穂でしょ、今回が深津絵里。勝ちたいとも思わないけどさあ」いやー西原先生も同じぐらい美人さんですよ。
・りえぞお先生「で、彼女達は撮影するときに後ろにまわるんだわ。対比させて、子顔をさらに子顔にさせようとしてさ(笑)」
・八巻さん「後ろの黒板にセックス鳥描いてますね。しかも目立つ黄色で。でも、集英社が上手い。隠すように撮影してますもの。ほらこのカットも光でとばしてる(笑)」りえぞお先生「ジャンプに潰された作家がどれだけいるか」
・りえぞお先生「前回のイベント後の二次会で、高井先生とディープキスしました。で、キスしたら向こうが舌をねじこんできて。まあいいかっと(笑)」八巻さん「その話を聞いた、ちば先生とA先生が激怒しまして(笑)午後4時につぼ八に高井先生呼び出して大喧嘩がありました。あの先生方がつぼ八ですよ!」やべえ、その話最高だわ。
・りえぞお先生「あの年齢でなにをしているのか。こんな40の使い古しでもいいんだったら、なんでもしていいからさあ、どーぞどーぞ(笑)。前も愛ちゃんと知り合いの主婦と私で色しかけをしまして。このデカイちちで挟むぞ!っと。だからあの人達から見ると20も40も同じだからね」



●その4
・八巻さん「さて会場も温まったでしょうか?江口先生の登場です」ymoの胸キュンで登場。江口先生「なんでこの曲なんですか」
・江口先生若い。酒もあるから声がデカイわ。喧嘩腰でトークを開始。江口先生「ドラゴン桜を呼ばないのはダメだよ(笑)」
・江口先生「この企画ってさあ、絵が不自由なヤツが出ないと。だからオレはダメじゃん。オレは日本の漫画家の中で15番目に上手いよ(笑)」りえぞお先生「全盛期から、どんだけ腕が落ちたのか見たいんですよ。最近出た画集を見ましたけど、線がまよっているじゃん」
・江口先生「今は漫画描いてないから」りえぞお先生「ジャンプでかかった病が治っていないから」江口先生「全てが過去形。でも、なに?このアウェー感は。西原のファンばっかりじゃん」りえぞお先生「だから、貴方は、今漫画を描いてないからじゃん(笑)」
・りえぞお先生「私はトレースしてもバレないから。デビューは原律子のパクリだけど、誰も気付かなくて。でも、マネっこ多いよね。」江口先生「でも、オレは大友先生のマネしているよ」りえぞお先生「あんたは、線が単一の太さじゃん。私の中では、わたせせいぞうと同じ箱に入っているの、あんたは。江川達也も同じ箱!」江口先生「え、同じ?それはやだなあ(笑)」
トレースはやってもいいと思うんですよね。なんであんなに怒るのか分からん。文章のトレースは別なんですが。
・なんか描くことに。りえぞお先生「女の子はダメ!全部おんなじ顔だから!」江口先生「バーカ!バーカ!うるせえよ!オレは女の数だけ顔が描けるんだよ(笑)」
・江口女性をビジョンに映しなが描いてます。江口先生「あ!失敗した!本当はもっと上手いんだよ」八巻さん「ベロベロじゃないですか。これはニセモノが来たかも(笑)」
・パイレーツの髭親父も描く。りえぞお先生「これこれ。学生時代に買ったなあ」
・江口先生「ジョーは描かなくていいの?練習してきたのに」八巻さん「あれ描いて下さいよ。スピリッツで途中で投げて辞めたヤツ」江口先生「それは知らん。忘れた」こっちも忘れたわ。投げたヤツばっかだもん。
・練習で、ジョーできるかな?江口先生はエイジが長髪になったような物。りえぞお先生は前回のちばverをばらフォントにしたやつ。
・八巻さん「(前回のちば先生の作品を見せながら)ちば先生が実際にジョーを描いた時は、会場がみんな静まりかえったんですよね」りえぞお先生「こっちから客席見てたから、その瞬間に、みんな泣いてましたもんね」そうだ、あれは泣くよ。



●その5
・八巻さん「じゃあ、行きますか。マイケル」りえぞお先生「それは黒の時代ですか?白の時代ですか?」神様MJできるかな?
・りえぞお先生「お医者さんとよく飲むんで、いろいろ聞くんですが、麻酔が一番死ぬんですって。麻酔医がいるのもそれぐらい重要だからで。だって、仮死状態にするんですから。それって半分死んでいるんですね。貧乏な国だと、一遍につかったりしたり、分量間違えて気付いたら死んでるとか」力道山もそうらしいですね。
・りえぞお先生「麻酔をちゃんとしてないと、死ぬのは当たり前。あーゆー事をやっていると、死ぬのは当たり前なんです。ちなみに最後の鼻の手術をする際に、医者が迷っていたんですって。で、そこの小切手に0を一つ増やしてやったんだって。それと、あの肌の色は”白点病”を入れたから。あそこまで白くなってしまったんですね」あの人の道程にはエンタメ業界の全ては集まっています。だから悲しいんだ。
・りえぞお先生「分かった、それでいいから」江口先生「ドラゴン桜ととがしには勝つ(笑)」
・正解写真を。ビリージーンpv時代ぐらいのヤツかな?りえぞお先生「ああ、この頃が一番可愛かったなあ。。。。可哀想だよ」自分じゃどうすることも出来なかったけど、あんな結末と今の状況を見るとね。
・りえぞお先生「やっぱり、整形は難しいんですね。主治医は一人にしないといないんですね。メスを入れて入れて。整形が難しくなっていくって症状を”マイケルジャクソン病”って言うんですって」あの映像でくるのは、末っ子の表情なんですよね。あの子まで背負う事になるのか?



●その6
ユザワヤのマークできるかな?吉祥寺駅前のアレです。
・地元トークが続く。あのビルがなくなるんですって。そんなに風景変えて楽しいか?下北潰して楽しいか?
・江口先生のマークが湯マークで線がガッチリと。りえぞお先生「なにこの社会主義国家は(笑)もうね、江口さん傷だらけだよ。やる気ないでしょ(笑)」
・マークと横のキャラを描くのかの違いみたいです。西原先生は横の羊でした。
・マーク写真を出した時にデカイ声で、江口先生「ホラ!このマークの事を言っているんだよ!そっくり。オレの勝ちだ」
・りえぞお先生「なんか、ずーと漫画の仕事しないで、イラスト集とか出しているじゃん。あの値段の高いやつ。超ムカつくわ」江口先生「でもさ、高いとやっぱり売れないんだね」
・りえぞお先生「じゃあ、今は何で食っているのさ。昔の蓄えで食っているのかい?」江口先生「昔の蓄えなんか、もうないよ」りえぞお先生「慰謝料だ(笑)ちゃんと払ったの?子供は成人した?だったら安いか。でも、脱税しないとダメだよ。みんな正直に払いすぎ。泥棒なんだから、戦わないとダメだぞ(笑)漫画界一(略)鳥頭は赤字で(略)」まあ、そうなんだわね。でもサラリーマンは(略)。



●その7
マキバオーキン肉マンできるかな?りえぞお先生「アレでしょ?やたら感じの悪い、カバみたいなヤツでしょ?」売れているのはみんな感じわるいんでしょうか?
・りえぞお先生が描きながら「あ!カバになった。そっか、カバなんだよな。この前のちば先生は前もって、キン肉マンを練習してきたって言うからやらせなかったし(笑)」
・りえぞお先生「江口さん、アレはどうなの、漫画太郎は?」江口先生「○○○○だよ。意味が分からん」りえぞお先生「だよねえ(笑)」
・りえぞお先生「○○○○○先生が出てこないのは、自分を格好良くて、絵も上手いって本気で思っているからなんだよね」まあ、別の意味で上手いと自分は思いますよ。
・八巻さん「西原さんも、昔より上手くなりましたよね(笑)」っとマキバオーとスグルを評価。江口先生はダメっつーか怖い。りえぞお先生「これはジャンプに怒られる。漫画家界で私の次に上手いってことで」
・りえぞお先生「前回の国友さんが、”悪いけど先に009描かせてくれ!後全部負けるから”ってことで、勝手に描き始めてさあ」江口先生「オレはジョー上手いから。描かせて。オレがちば先生かと思うぐらいだから」りえぞお先生「ジョーは浦沢が(略)」



●その8
※その8は伏字にて表現します。文字数も違うよ。ほぼ意味不明。すまん。また後日にカットするかも。
・八巻さん「これは雑誌には掲載できませんが、やりますか!でも、この二人で良かった。福本さんだと○○○○○○だから。あ!○○○○○○も描いて下さい」ってことで、○○○○○と○○○○○○できるかな?
・りえぞお先生「でも、○○○○○に○○○○○○来るのは○○○○○だから○○。今の時代は(略)。大丈夫、私は○○○○○○」と。そうなんですか。
・りえぞお先生「○○○○○○○は海外の○○にも評判が凄くいいんですね。○○だと羽を伸ばす人もいるのに。ちゃんと誠実にやっているんです」
・りえぞお先生「○○○○○は○○○○に○○○○○じゃないですか。○○○○○○で」っとあんまりなので、お座敷から”シー!!”ってやったら、西原さんもこっち向いて笑顔で”シー”ってやってもらいました。いやいやいや、その話は自分も昔に小耳に挟みましたし、ちょい有名かもしれませんが、あの、、その、、。
・りえぞお先生上手い。「○○○○○の○が○○○○○なのは○○○○○なんで○○○○○○なのは○○○○で○○○○。長い事○○○○○だから」うん。だからマスコミ連中の罪は深い。呪われろ。
・りえぞお先生「でもさ、全部組み込んで○○○○○を○○○○○で○○○○○○が一番○○○○○。女の力では勝てない」でも、やっぱりあの姿勢には敬服しますよ。
・江口先生のヤツがまた。りえぞお先生「これはオバマの嫁じゃん。史上一番怖い。でも、志麻子ちゃんがオバマの(略)可能性ないのにさあ」



●その9
・建物行きますかってことで、武道館できるかな?江口先生「武道館、任せてよ!昔にトーイ描いてたからな!違うか(笑)」なんだ、自分の箱を分かっているんじゃん。
・りえぞお先生「でも、あの時代のスタイリッシュなヤツを描いていると、今は残酷になりますよね。今のスピリッツのも(略)」まあ、離婚して作業体制が変更したって話もありますし。あと、時代にフィットするのを描くってのは、そんなリスク(じゃないな、原罪?)があるって覚悟してるのかもしれないですよ。
・りえぞお先生「武道館ってアレだっけ?てっぺんにアレがあって○○○○みたいなヤツがあってさ」八巻さん「西原さん、死にたいのですか(笑)」
・りえぞお先生「でもさ、私はロシアで本物のタマネギ見てますもん。KGBルートで(略)」うははは。機能してた時代か。
・八巻さん「江口さん、これから建物描くんですけど、今はアシスタントいませんですよね?」江口先生「今は、仕事してませんからね!!!」
・江口先生がちゃんと武道館だ。八巻さん「でも、このレベルで拍手貰ったら、本当はダメなんですからね(笑)」
・八巻さん「西原さんはどこの国の施設ですか」りえぞお先生「○○○○にタマネギ乗せればいいんでしょ?まあ、今回は君の勝ち」江口先生「うるせーよ!バーカ!」りえぞお先生「ああ、子供の頃にパイレーツ買ったのになあ。今回はつまんないから載せないけど(笑)」自分も子供の頃に買いました。今は絶対買いませんが。



●その10
深津絵里できるかな?
・りえぞお先生「でも、江口さんの描く女性って、全部ロリじゃん。毛の生えていない人ばっかりで」江口先生「ちゃんと出来ますよ(笑)」
・りえぞお先生「江口さん、仕事やってよ。長崎さんと組んでさ」江口さん「やだよ。あの人は、浦沢さんと同じポイント数でクレジットされてるよね。出しゃばるなって」りえぞお先生「でも、面白いよりもお金だよねえ」でも、そこって本人の意見かな?出版社が勝手にやったんじゃないのかな?売りの一つにもなるだろうし。
・江口先生「でも、浦沢さんと実際会ったらいい人で」りえぞお先生「金持ち喧嘩せず!」んで、ジョーだなんだの話が再熱。江口先生「オレの方が(略)」
・りえぞお先生「モンスターと思って読んでいたら、20世紀少年だったしなあ(笑)」そうだな。20世紀少年はどんな話なのか分からないまま終了しましたし。
・りえそお先生「でもさ、みんな分かんなくなるって。貴方も”女の子がなんかカワイイ”ってことで、江川さんと間違われるだろうし。自分も”ああっ女神さまっ”と、なんだっけ?ここに三目のある女の子(客:3×3 EYES)そう、それと同一人物だと思ってたもの(笑)」興味のないものは一緒に見えるんだわ。そんなもんです。



●その11
・江口先生「映画は自分で主役やれば良かったじゃん」りえぞお先生「なんでだよ!それより、もたいまさこさんにして欲しかったけど、それだと深夜放送、レイトショーになるからね(笑)」
・りえぞお先生「でもさ、漫画家でtv出ているのは、売れてないのばっかじゃん。バカばっかりで嫌じゃん。やくさん以外は全部ダメ」
・八巻さん「くらたまさんが第二子出きましたね」りえぞお先生「でも、それはうらやましいことですよね。何もないより、子供が居た方が全然いい。付き合って、子供生んで、遊んで、仕事して、って行った方がいいですよ」
・江口先生「くらたま気にしてないの?」りえぞお先生「全然気にしていない。私みたいに、もっと現場で現地で体はって取材している人は、いないですもん。同じ事をやれる人がいたら、気にしてますから。今はそんな人はいないもん」そうだわ。ジャングル行ってる人はいないもんな。
・やっと完成。りえぞお先生「江口先生の女性じゃん。自分の線に逃げたらダメって言ったじゃん(笑)」江口先生「これで18ページやりましょうよ」
・りえぞお先生「sexシーンは描かないの?自分は野ばらで似たようなシーンになって、困ってさ。愛ちゃんを仕事場の床に寝転ばして”そこでカエルがひっくり返ったように寝とき!”ってやって描きまして(笑)」



●その12
・八巻さん「で、新連載の予定は(笑)」失礼だ。彼は漫画家じゃないから。
・りえぞお先生「前回の国友さんの時に、幸せの時間はヒドいけど面白いじゃん、志はないのですかって質問したら、”ねーよ!!”って(笑)編集者にも”国友さんは志がないのが面白いです!”とか言われたり」
・りえぞお先生「で、国友さんが、”男と女には本当は何にもないの。ソープドラマがそこにあるだけだから。同じのが来たら潰すからね(笑)”って。総理もハメのシーンでやっぱり人気が出るし」江口先生「でも、あふーんとか描けないし(笑)」りえぞお先生「こだわりのあるのは、”パンツのレースはアシでなく自分が描く!”ってことなんだって(笑)」
・それから、ぴあでやっている、ダークサイド版まんが道のテラさんを描いてもらうことに。絵を見て思い出したわ。あの罰当たりが(笑)
山上たつひこ先生話。西原さんも”あたしも好き!”とのことで。自分も好きです。「半田溶助女狩り」は直前で再販取りやめになったそう。そこは線引きしているんですね。



●その13
・ジョーできるかな?
・りえぞお先生「私が描いたら、100回描いても描けないよーーー。何回やってもバロン吉元さんになるからな(笑)大丈夫かな?あ、髪はナナハンライダーだからね」
・八巻さん「まだネームの段階ですが、”西原さんがジョーをやったらどうなるか?”ってのをやりまして(笑)なんと2ページで収まって!」
・りえぞお先生「私が描いたらこうなる!最初が”私は豚に乗った男の子です”で、”力石が死んで”、”マンモスが鼻でうどんを食って”、”ホセとかリベラと戦って白くなりました”でおしまい。浦沢がやったら200巻は行くからね(笑)」客席が”えええええ!”って驚くし。
・りえぞお先生「前回のちば先生は帽子から描いていましたからね。目の前で客がみんな泣く泣く。”これで入場料3000円の元は大丈夫!”って思いました。でも今日は貴方と福本さんじゃん(笑)」まあ、貴方の喋りに3000円払ってますから。でも、あそこは涙目だったなあ。
・西原さんはジョーも段平もいい味。「前回見たから。あ、江口さんはエイジにズラ被せただけじゃん。でも、ちば先生のサインの部分だけ似ている(笑)」



●その14
・りえぞお先生「でもさ、ジャンプでデビューして、ヒットしてアニメにもなって、このまま行けば、息の長い作家になれたのにねえ(笑)ジャンプがみんな悪いんですね(笑)まだ後遺症が」
・最後にのび太できるかな?
・江口先生「オレは”のび太”が好きって女は大嫌いだ!!」りえぞお先生「でも、今の子供達はみんなのび太が嫌いですよ。しずかは上手く立ち回りすぎ、スネ夫ジャイアンはなにも悪くない/正しいって。今の子供達ってちゃんと見てないですよ。あの時代だったから良かった作品なんで」まあ、そんなもんでしょうね。古い人間だから幻想を持っているだろうし。
・りえぞお先生「このドラえもん美味しい!スラックスはいているじゃん(笑)やった勝ったよ、嬉しい。ドラえもんの丸はアジアのお約束だよ。なにこのイレイザーヘッドドラえもんは?」
・八巻さん「この絵は使えますか?」りえぞお先生「必ず使います!」



●その15
・エンドトーク。八巻さん「今面白い漫画ってありますか?」江口先生「上京物語かな?」りえぞお先生「この野郎!」
・りえぞお先生「この先の連載のご予定はありますか(笑)ローンはあるの? あ、そういえば、吉祥寺の不動産で、前の江口さんの家を紹介してもらいましたよ(笑)」江口先生「あのウナギの寝床みたいな所?」りえぞお先生「あの、いしかわじゅんの家みたいな。っつーか、みんないしかわじゅんが嫌いだよね(笑)」
・江口先生「浦沢さんを読んだ時に、自分のcdを持ってきてさ。驚いたよ。音楽の才能があるって思っているんだ(笑)」3x3の人も自分のバンドのcdを出してたな。パッケージは自分の絵だし。
・りえぞお先生「自分も会った時に、ネヴィルブラザーズが好きってこと知ってまして、持ってきてもらいましたもんね。金持ちほど腰が低いんだから(笑)」ネヴィル!りえぞおさんが。これは驚いた。
・ここら辺で客が「江口さーん、水谷麻里さん元気ですか?」江口先生「あ!ええ、元気ですよ(笑)」っていい会話あり。
・江口先生に寄せ書き用のイラストを書いて終了。江口先生「パースのラインを付けたり、雲の書き方とか、ここら辺が大友さんっぽいんですよね」
・りえぞお先生「さて、後半にはいよいよ天上人がいらっしゃいますからね。昔は、サイン描くにも鉛筆で下書きしてましたからね(笑)今回は持たせないよ。ピカソの絵みたいって、ピカソにはちゃんと裏があるから。まあ、ポリゴンと言いますかねえ」八巻さん「もう、会場に入られてますから(笑)」


江口寿史の正直日記

江口寿史の正直日記

自分が「江口寿史」なる漫画家に、何一つ期待しないのは、この本を最後まで読んだから。
でも、今日は面白かったです。ありがとうございました。



●その16
・休憩後、りえぞお先生「みなさん、暖まってきましたね。いよいよ天上人が来ますよ。さっき身体検査をしまして、本人が鉛筆を持っていないことを確認しましたから」
・りえぞお先生「本人を見たら、ハンサムて端正な顔をしているんですよ。なんでこの顔で、あんな絵を描くんでしょうか(笑)」
・りえぞお先生「竹書房なんで、昔から知ってますけど、当時からあんな絵を描くから、バカなんだろうって(笑)売れない時代が長くて”コイツはいつか潰れる”って思ってたよね(笑)それを言ったら”いや、オレは西原は残るって思ってたよ”って、アンタに言われたくないよ(笑)」
・りえぞお先生「竹書房時代に、よくフリーの女が出入りしてましたけど、誰も彼をナンパしませんでしたからね。女子全員が彼はダメだと考えていたから(笑)今でも集まってはぐずっているもんね。あの時ハメていれば!って」
・八巻さん「驚きなのは、今でも天とか増刷がかかっているんですよね」版がズレても増刷するんだ。稼げ稼げ。電気のインディー版みたいに。
・八巻さん「僕はデンキブランを頼みましょうか?」りえぞお先生「あれは模造品。レッドの二級より悪い。悪酔いばっかりだし。あれは酒じゃないよ」トリップ出来ればなんでもいいんですがね。



●その17
・八巻さん「じゃあ、先日に出演しましたアナキャンでも見ましょうか。いかに西原さんが女子アナが嫌いなのかって(笑)」百名哲先生の短編の台詞を引用する。”男の女子アナ好きって端から見るとバカっぽーい!”どーでもいい。
・りえぞお先生「でもさ、44才でキラ嬢って。25年も漫画を描いてこれかよ(笑)」八巻さん「tv側もこんな写真を使って、悪意ありますよね(笑)」
・”輝く女の使えるワード!!”から、スタジオトークを拝見。八巻さん「これこれ。やる気のない表情。イヤなオーラが。機嫌悪そうだなあ」アナも”特徴のある絵柄ですね”とか言うな。
トークしてますが、なんだかぶっきらぼう。周りもちょい引いてる(怖そうだから)”こんなんなら、仕事してるよ!”とか、”武蔵美の同学年の作品を見て、そこで扉をスーっと閉じて、帰った話”(だってここよりもさらに上の東京芸大生もいるから)などなど。
・りえぞお先生「おばちゃんね、スナックの人生語り飽きたよ。向こうも”へー”って、知っているんだろ!この前も6件インタビューでイヤになってさ」さらに別企画も進行しているとか。ロングリーチとか言ってますが、もうバカバカ出ているんじゃないですか。これ以上望むのか(笑)。



●その18
・八巻さん「しかし、福本さんが来るってもう最終回かもしれませんね」りえぞお先生「飲み屋で、分かんなくして”うん”って言わせたんだから。今日あそこに来てるマスターが手伝ってくれたんです。ありがとね」
・登場。カッコいい外見で客の歓声が。っつーか、顔はいろんな番組とかで出しているんじゃないのかな?知らないのかね。
・りえぞお先生「ね?男前でしょ?20年前に逃した女が何人いるか。でさ、吉祥寺に漫画家が集まって飲む居酒屋あるじゃん。負け組が集まって愚痴を言い合うって。あのマスター、その漫画家さん達の作品一個も読んでいないんだって」福本先生「いや、読み出すとキリがないんじゃないの。見たら見たでつまんなかった時はどうするんだって(笑)」
・りえぞう先生「高校球児だったから、球が頭にバンバン当たったから字が読めないんですよ(笑)世の中には、文化系と体育系ってのがあって、逆の物が分かんないんですよね」A系とB系ですね。アウトサイダーとマッスル。どっちも大好きだ。
・りえぞお先生「でもさ、零を見ると東京フレンドパークじゃん(笑)ほら、この絵、まつ毛は少年誌っぽく無理しているしさ。っつーか、アカギの半荘何時終わるのさ」福本先生「あれは、一晩の夜の話なんですけど、もう10年(笑)」鷲巣がよだれ出しているだけ!次回は一ヶ月後!ってことですね。



●その19
・八巻さん「福本さんの経歴ですけど、アシの経験ってのは(笑)」笑いながら聞くな、失礼だ(笑)
・福本先生「かざま鋭二先生の所に居ましたが、まあ出されたんです。(笑)バックを描いていましたけど下手で、かざま先生も我慢して下さいました。で、春先になりまして、”高卒の人が、これから入って来たりする時期になったけど、そんな人が入ると福本君、君は3ヶ月で抜かれますよ。そろそろ別の進路を考えた方がいいんじゃないのか?”って言われまして(笑)自分の事を思って下さいまして」
・八巻さん「ちば先生も言ってましたけど、”新人賞荒らし”ってのは?」福本先生「”そろそろプロで修行しなさい”って窘められまして、ちば賞は長年やってますけど、一番賞金を穫っているんじゃないでしょうか。他にも、モーニングとヤンマガが半年に一回やってたから、佳作入選佳作入選〜って出し続けて”辞めろ”って(笑)でも、それって連載を穫れなかったって話でもあるんですよね」



●その20
・(初期の天#2を見ながら)りえぞお先生「でもさ、こんなバカな髪型はどこから来るのさ(笑)ほらここからもう、髪型がバカだよ」福本先生「初期はギャンブル漫画ってよりも、人情漫画のつもりで描いてましたね。ある日に担当が”このままだと不味い”って言われまして(笑)そこからギャンブル勝負を描いて、読者に受け入れられましたね」岩明均先生も初期は人情ものだ。西原先生も4コマだし。当人が考えるのとちょと違うのがヒットするのかな?
・りえぞお先生「あ、この頃はまだ後頭部がちゃんと描けているじゃん。このバックは自分で描いていたの?」福本先生「一応描けますよ(笑)アシやっていたから、今は分かんないけどさ(笑)」
・(現在のカイジを見ながら)りえぞお先生「ほら、この後頭部はなんだよ!この横顔。いろいろ指摘出来ないじゃん、もうさあ(笑)」八巻さん「この口の下の黒い部分って、アレですよね。人間って、くぼんだ部分があるじゃないですか。それを表現したんですよね。分かった時嬉しかったなあ(笑)」
・りえぞお先生「これ何よ、妖怪膝洗い?」福本先生「いいだろ!耳じゃん!!!」



●その21
・りえぞお先生「カイジってバカじゃん。あの頭が悪いのが好き」福本先生「人間は意外と”学ばない”って話があるんです」じゃあ、永久にあそこじゃん。いいけど。それよりも白黒ページでウノやってよ。
・八巻さん「この一ページ真っ黒でメッセージが描いてあるじゃないですか。これ。このページって原稿料は発生するんですか?」客が爆笑する。福本先生「まあ、出ますよ(笑)」りえぞお先生「作り方は?」福本先生「黒ページを渡して、後は担当が(笑)」八巻さん「凄いな、講談社は。16ページでこれをやって、講談社に目に物見せてやりましょうよ!」ひでえ。
・りえぞお先生「私も、切り貼りやりましたよ。トーンも勿体無いからコピーして貼ったり」福本先生「小林まことさんも、昔に切り貼りやってましたよね」りえぞお先生「小林さんって、ある時期から、やる気をなくしましたよね。ある時期からモチベーションを落としてくるんでしょうか?今はね、お互い一応ありますんで、潰れてなくて良かったですよね」小林先生かあ。そこら辺はまったく考えていなかったな。



●その22
・八巻さん「今度映画化されるカイジのカンヌ用の予告編を見ましょうか」


●映画『カイジ』予告編

これのロングverでした。3倍ぐらいあったかな?


香川照之の演技がいい。各人物が誰なのか大体分かる。松尾スズキ登場で客がわく。
・りえぞお先生「でも、これってホテルの一室を借りれば安いですね。あ、万景峰号(マンギョンボン号)借りればいいか(笑)」
・福本先生「そんなもんで、あの内容ですので制作費を安く出来ますから、何度も何度もオファーがあったんですね。その度に何度も講談社と一緒に断って断って。で、今回はやっとですね」
・りえぞお先生「これって舟だけですよね。次回は鉄柱渡り?お客さん悪い商売してますねえ(笑)」福本先生「いや、鉄柱もこの中でありますよ。原作通りでなくて、順番はいろいろ変えてますから」映画自体は面白そうなのかな?でも、こんなタイプの映画は絶対に行かないからなあ。



●その23
・八巻さん「じゃあ、最初は生カイジ描いてもらいましょうか!」りえぞお先生「一回ラフを見せてもらったら、線が何度も迷ってましてね(笑)」
・りえぞお先生「サインにも鉛筆で下書きしてましたよね?」福本先生「今は”何パターン”かは、下書きなしで出来ます(笑)」
・実際にスタート。最初の時点でどの部分なのか謎。ざざざざっと直線を描く!なんだアレは。客席も歓声というか怒号というか、樹海に迷ったようになる。
・りえぞお先生「ちょ、ちょっと。な、何描いているのよ!全ての漫画家のお約束を間違っているよ。あああ、なんで目を描くのに原稿を横にするのさ。かぁー、筆圧高そう」実際に、キュキュキュって音がここまで聞こえます。
・りえぞお先生「アシはどの程度まで、それを描けるの?」福本先生「意外と描けないんですよね(笑)」
・りえぞお先生「あの口を描く時は声をかけてね(笑)なにこのカイジふとっちょじゃん。そうそう、顔のそっち側が急に暗くなるんですよね(笑)そんな光の当たり方しないって」
・りえぞお先生「でもさ、これを誰か何かを言わなかったの!(西原さんは?)私は絵が下手でなくて、安定させた絵を描いているの!」
カイジ完成。鼻の点々も忘れずに。横に”圧倒的閃き”っと書く。さらに”ざわ...ざわ...”っと書いた瞬間がこの日一番の大歓声。会場がお祭り騒ぎになる!来て良かったよお。りえぞお先生「おお、ざわの書き順が違う(笑)」
・こんな状況下でも、真剣に描ききる福本先生。超クールだぜ。



●その24
・りえぞお先生「”希望の船”とか”欲望の沼”って望が付くじゃん。なんで?」福本先生「無理してやってたけど、今はもうネタ切れで(笑)」
・りえぞお先生「ブロック塀で飛び乗れるかやったんでしょ?」福本先生「ブロックの上を歩くのはやった。意外と出来るんですね(笑)」八巻さん「福本さんって、実際にやられるんですよね」福本先生「当時の仕事場の隣のマンションが微妙な距離で。”あそこに飛び移れるのか?”って考えて。ダメなんですよね、実際は」「ぶら下がって、手の力で這い上がるってのは、階段でやりまして。子供の頃は出来るじゃないですか。でも、大人になるとそんな事は出来なくなるんですよ」
・りえぞお先生「殺人フレンドパークはやってるの(笑)おし、勝負スタート。絶対に負けることはない!!!!」



●その25
・八巻さん「お題の前にテストです。犬猫を描いて下さい」西原さん爆笑。「あら、福本さん頭かかえちゃったよ!ホント、積み木がつめない子供みたいな扱いで」
・八巻さん「(横で見ながら)福本さん凄いですよ」福本先生「猫、難しい!」
・りえぞう先生は何時ものヤツです。「これはウチのジョンです。歴史長いでしょ」八巻さん「そうは言っても、西原さんのは似てはいないんですけどね」
・福本先生はなんかキャラ写しみたいです。ちゃんと出来てるな。りえぞお先生「なんです、この拍手は。偽善的だなあ。」
・福本先生「犬描いていたんですけど、ほらこれ、このママだと立ち上がるじゃないですか(笑)困ったよ」大変ですよねー。



●その26
・八巻さん「次もテストです。車とバイクを描いて下さい。マイケルに行くまで長いですねえ」
・福本さんはちゃんと描いてます。八巻さん「やはり上手いですね。アシ経験があるのとないとのでは、やっぱり違って来るんですね」
・りえぞお先生「私がバイクを描くと、どーしても自転車になるんだな。そうそう、アニメ版のカイジってあるじゃん。あれを見て愛ちゃんが”イケメンだ!イケメンだ!”って騒いで。漫画を読もうってなったら、なんか違ったって(笑)でも、萩原さんはこの役をやるために生まれてきましたね」
・りえぞお先生「福本さん、そんな所にはタイヤはありませんよ!ああ、でも今回だけは勝ちに行くつもりなのになあ」
・八巻さん「二人とも凄いじゃないですか」りえぞお先生「似てるけど、描けない人特有のクセが、誤摩化すやり方が近いですよね」



●その27
ヨン様できるかな? 福本先生「描けないけど知ってる!」りえぞお先生「それを描くのがこの企画なの(笑)」
・りえぞお先生「ヨン様と偶然同じホテルに泊まったことがありましたよ。たまたま同じフロアだったので、本当は立ち入り禁止なのに。いろんな所にSPがいて。エレベータで降りたらレッドカーペットでおばちゃん達が待っていまして。開いたら私だったのでみんなガッカリしてましたね(笑)しかし、初めて踏んだレッドカーペットが他人のだってさ(笑)彼は上下白のスーツで出てきましたよ」
・八巻さん「でも、福本さんも似顔絵上手いですよね。カイジのこのイチローとか野茂も」福本先生「それはアシです(笑)」八巻さん「え!じゃあ、この稲本は?」福本先生「俺が描けるわけがないだろう!」八巻さん「では、この中田も」福本先生「勿論、僕じゃないですよ(笑)」
・爆笑。タッチが違うからそうじゃん。完全に確信犯の質問だろう。
・りえぞお先生「(福本作品を見て)この髪型はサーキットの狼だろう。いけすかないキザな野郎だ」八巻さん「二人とも構図がそっくり」りえぞお先生「これは違うって。古すぎるよ(笑)」
・福本先生「これで勝ち負けが決まるのか?」りえぞお先生「私が漫画で描くから。今の所は五分五分(笑)」



●その28
・八巻さん「次はメトロのマーク行きます?あ、リラックマは?」りえぞお先生「福本さんは、男の子3人だから無理かも」という事で、キティちゃんできるかな?
・福本先生「キティちゃんって簡単な顔なんですよね」と地獄に自分で向かうことを。
・八巻さん「(横で見ながら)福本さん、それは凄い。天上人なだけありますね。いやーこれは、最長不倒距離かもしれないなあ。これはマガジンで連載した方がいい」りえぞお先生「キティちゃんに首があるよ!」
・正解を見ながら、福本先生「あ、似てるじゃん!やっぱり口がないよね、ほら!」りえぞお先生「はいはい、それは良かったねえ(笑)」
・八巻さん「これは載せられるのか?サンリオから訴えられるかもしれない(笑)」
秋元康できるかな? 某さん「あ、あのデブ!!!」太っているのはいいじゃん。
・八巻さん「西原さん、最近お会いしたので、描きやすいんじゃないのでしょうか?」りえぞお先生「実際見ると、本当に悪い感じの人だった(笑)そこで話した後に、”悪く描かないでね〜”っとか言われて、そんな事言われる筋合いないよ(笑)」
・りえぞお先生「福本さん、意外と普通の絵が描けるじゃん」八巻さん「自分も、もっとヒドい感じかとも思ったけど」



●その29
・この企画のある意味の肝、ちびまる子ちゃんできるかな?
・福本さん「イメージはありますけどねえ」りえぞお先生「あれば描けるのかい(笑)」
・りえぞお先生「下半身もちゃんと描いて下さいよ。というか、下半身って描けるの?」福本先生「まあ、ほとんど卓の下だからね(笑)」
・まあ、漫画家としてはアウトか?りえぞお先生「キティの時と同じじゃないの」
・八巻さん「さすが、西原さんは敵の絵は描けますねえ」りえぞお先生「いつか、○○○○○○○したいからね(笑)」やったれ!やったれ!
・女の子関係を描かせたいらしいので、オスカルできるかな?
・福本先生「賞の選考はしていますんで、少女漫画は読んでいると言えばそうなんですが、見てなかったので知らないんですよねえ」八巻さん「じゃあ、大ファンだったのは?」福本先生「本宮さんとか?」ってことで、本宮絵できるかな?
・八巻さん「この前、本宮さん、エグザイルを出してましたね。握手の写真もあって」りえぞお先生「私もそんな仕事が来ればなあ」って、そんな仕事でもヒドい事やるんでしょ(笑)
・完成品評会。福本先生「あああ、髪型が違うんだなあ」りえぞお先生「全部が違っているよ!!」
・福本先生はカイジのまんま。りえぞお先生は作品が送られてくるから(理由:本宮アシがベンツ乗っていて愛ちゃん嫉妬ネタから)、上手いな。口の中まで斜線があるんですね。



●その30
・ジョーできるかな?毎回の例題にしましょう。
・りえぞお先生「ああ、あの横顔が見たいなあ(笑)」
・福本先生「(描いている最中)、あああ!違う!」りえぞお先生「だから、”ここが違う”って全部違うよ(笑)そこが違うとか、ずーずーしー」
・りえぞお先生「(完成品)あのさ、この口を描いている時点で、違うって思わないの?どうして、この後頭部を描くの?」福本先生「間に合わないって(笑)」
・八巻さん「そろそろラストですか?」りえぞお先生「女性を描かせようよ。不二子ちゃん描いて。ツナギ着て、おっぱいのチャックをチーってやるヤツさ」
・りえぞお先生「あ、江口さーん、峰不二子を描いてよ!いない?飲みに行ったか?」ってちょい時間があって、降りてきました。
・江口先生「すいません、上で寝てました。(福本さんの絵を見て)お、上手いじゃないですか(笑)」福本先生「上手いの描けちゃったよ(笑)」りえぞお先生「うんうん、そうだねえ、良かったねえ」
・完成品から。西原さん絵で、江口先生「なんか、場末のスナックに居るみたいですね」りえぞお先生「私が場末ですからね」
・某さん「福本さん、この手はないですよね」りえぞお先生「ダメじゃん、髪の上に頭がなくなっているじゃん。指もアシ?」福本先生「まあ、描いてもらってますけど(笑)、いや、今も描ける!ちゃんとやれば!」福本プロは凄いなあ。
・りえぞお先生「でもさ、スケベシーンを描けばいいじゃん。人気出るよ」福本先生「ギャンブルシーンだからどうしてもね。しかも一日が長いから(笑)」



●その31
・寄せ書きサインで福本先生に。りえぞお先生「ホラ、こんなにスペースがありますよ。好きに描いて下さい」
・ってことで、やっぱり眉から豪線をざっくりっと。その豪快な描きっぷりとサイズで、客席から悲鳴があがる。会場大炎上。でも彼氏は冷静なんだな。
・りえぞお先生「鼻の点々を入れて下さいよ!そうそう、それがないと困るのよ〜」
・江口先生「なんで、目を描く時に原稿を傾けるんだ。意味が分からん(笑)」りえぞお先生「それはね、彼はまっすぐにしか線が描けないからなんでしょ」江口先生「あ、そうか。で、あの影はなに?あんな影はどこにもつかないよ(笑)」
・りえぞお先生「ああああ、隣のサインが、髪の毛と区別がつかないよお!」ってことで完成。でも、迫力あって面白い絵ですよね。
・ほんの少し残ったスペースに西原母さんを描きます。
・江口先生「でも、あんたの絵も目が笑ってないよね(笑)」りえぞお先生「当たり前。漫画家界で一番○○○○○してるからね」相変わらずだな。第二弾もやれい。
・じゃんけん抽選会。勝利の女の子が頭上に掲げて超嬉しそう。



●その32
・リアルタイムビジョンの上にある、”りえぞおアトムのフィギア”を整理番号キリ番にプレゼント。
・りえぞお「私が手塚賞を頂いた時に、当時儲かっていた海洋堂に作ってもらったもの。今までのグッツでもお気に入りの一つでして」
・これは(元)eyewaterの榎木ともひで氏原型制作の物ですね。本人も何気に代表作と言ってました。
キリ番号なので、期待してましたけどダメだったなあ。
・で、りえぞお先生「整理番号一番の人?」はい!「高須クリニックのうちわをプレゼントします」とのことでした。ありがとうございます。ちなみに前回は、このうちわを高須クリニックに持って行くと、無料で治療が受けられるって言ってました(笑)
・福本先生に、ファンの方からカイジキャラのペーパークラフトが贈呈されました。りえぞお先生「でも、カイジで出てくる箱、なんでティッシュなんですか。もっといいのを使いなさいよ」
・りえぞお先生「浦沢さんがゲストに決まったら来る?」江口先生「絶対来る!○○○○するから」
・〆の言葉。福本先生「本日は集まって下さいましてありがとうございます」りえぞお先生「本当はもっと描けないかと予想してまして、笑ってやろうと思いましたが、意外に描けるんでガッカリしてます(笑)」
ひょうきん族のendの曲で終了です。サインを貰った人に黒山の人だかり。みんな撮影してますね。
・自分には2人しか来なかったよ(笑)



●余談
・次回は、8月23日で「吉田戦車先生&伊藤理佐先生」ご夫妻。これに+して某大物が来るんでしょうかね?
・りえぞお先生「伊藤理佐に電話でこの企画に誘ったら、”え〜、私もダンナも意外と絵が上手いんで、全然笑えないですよお〜”とか言いやがってあの野郎(笑)上等じゃない!!」
・この23日はddt両国国技館大会と被っているんで、最初からチケッツは確保しません。参加される方は、チケッツ入手頑張って下さい。
・さらにその次は11月1日のお誕生日に予定されてるそう。それは参加したいです。りえぞお先生「もう、いよいよ45才になっちゃうよお〜」
・長くてすんません。喜んでくれましたか?



●看板



以上。