第8回「西原理恵子の人生画力対決」@新宿ロフトプラスワンに行ってきましたよ。(猫)

ボクの大好きな戦極を潰さないで!!國保さん大好き(本音)
さて、行ってきましたよ。まあ、猫好きですよ(嘘)



●その23
・休憩中に店員から「写真撮影禁止」の注意が。女性作家によくある「顔出しが完全にNG」だからですね。まあ、毎日の動画で若干見えてますけど。りえぞお先生はどーやって漫画に描くのかな。
・休憩明け、お二人登場。八巻さん「さあ、重鎮はお帰りになりました。今年は71才になられているんですね」りえぞお先生「あの絵を見たらいいよね。瀬戸内寂聴を見たようにね(笑)」実際に帰られたお客も何人かいたそう。
・西原手ぬぐいの紹介。”毎日かあさんの連載前に契約”とかの件があったけど、そこらはがっちりなのかな。
・手ぬぐいは絵本形式なんですね。岡田さんが落語2.0の会場でも売ってたタイプですね(100人も知らない)。唐沢俊一大先生に押し売りされたタイプでもあります。りえぞお先生「これで千円って高いよ(笑)西友で売れよ。お高くとまってさあ。ロジャースで売りたいな。こんなの99円でいいよ(笑)」
・過去にいろんな手ぬぐいを購入しましたけど、これって、使い道がないんだよね。



●その24
・りえぞお先生「これから登場するますびちゃん(須藤真澄先生)は、古い知り合いなんですね。元々、ますびちゃんとやった画力対決が初めてなんですね」須藤さんの公式HPにありますね。要チェック。結局誰が上手かったかってオチが素晴らしいです。
・りえぞお先生「でさあ、二人もと人前に出た事がないから、緊張しているんだわ(笑)”お客も酔っぱらっているから、大丈夫だって”って言っているんだけどね」
・八巻さん「元々、西原さんは猫漫画で一発当てたいと(笑)」りえぞお先生「せっかく生まれたんだから、当てようっと。ブログをやっているんですけど、猫が生まれてそれをアップしてたら、普段10数万だったけど、57万ビューに行ったからね(笑)」
アメブロは完全に仕事の一環であるんですよね。ちょい小耳に挟んだけど、”おいおいおい、それはないだろう(笑)”って感じの運営なんですよね。ネットビジネス怖い。



●その25
・で、須藤真澄先生&くるねこ大和先生登場。お二人とも自画像がまーーーーーったく似ていない事が、これで判明したりしました。
・ますび先生は、本当に凹んでいる様子で下向いたママですね。で、くるねこ先生が驚くほど美人!髪型がもっと短かったら良かったんですけど(それはこっちの好みの話)
・ますび先生「もう帰るー」と一声目がそれ。それぞれの先生の熱烈なファンがなんか”大丈夫!大丈夫!”っと声援を飛ばす。ああ、ロフトっぽくないなあ。
・その声を聞いてか、りえぞお先生「ああ、この二人とはファンが被らないからいいな(笑)でも、元々少女漫画出身だから、基本的に絵が上手なんですよ。くるねこさんなんて、SFや魔法を題材にしてて、まーったく鳴かず飛ばずでさあ(笑)」過去の傷にピンポイントで入るコメントがステキ。くるねこさんが、半泣きで止めに入るぐらいですからね。
・りえぞお先生「そうそう、須藤君はまだ真面目な漫画の方も描いているのかい(笑)あの目のメバチコが」云々。まあ、須藤先生の作品は大体好きなんですけどね。
・りえぞお先生「え?まだやっているの(笑)売れているのかい?」(ファンの声援)「ほら、熱いファンもいますねえ」



●その26
くるねこ作品のアニメ化についての話題。作品のdvdを観賞してブラックトーク
・りえぞお先生「60万部!!この女ぁ(笑)ずーと売れないSF漫画描いていれば良かったのに」視聴率に憤慨したり。毎日かあさんは苦戦しているのか。
・しかし、リアルタイムで家族と本人がアニメになる気分ってどうなんだろう。子供に凄いもの与え続けているよな。
・映像で、くるねこ小町の紹介。詳しくは検索してね。りえぞお先生「くるねこ小町!!また、細かい商売をしてるなあ。なんだよ」八巻さん「毎日かあさんはどうなんですか」りえぞお先生「売れてないんですよ(笑)dvdも出ているんですけど」
・映像の後半は、実際に飼われている猫達の写真が。会場に一部ファンから「可愛い!!」とか声援が飛ぶ。自分の隣の方は「まっっっっっっっっったく理解できん!!」とかつぶやく。自分自身は軽くめまいがしましたとだけ書いておきます。まあ、犬猫大好きですよ、飼っていましたし。
・お二人の自作品生描きタイム。りえぞお先生「アクアリュウ(なんだろう?)の実写を描いて下さいよ(笑)魔法の戦士とか描いてー!」ファンがキャーキャー言ってるようです。
・ますび先生のは、おなじみのゆずですね。例の姉妹を描いて欲しかったのだが、やっぱり猫の方なのか。
・りえぞお先生「この可愛さは描けないんだよなあ(笑)自分じゃ、こんなに可愛い猫は描けない。やっぱり少年誌描かせようよ。聖マッスルとかさあ(笑)この二人は少女漫画を描けるから、オスカルがまた上手いんだわ」謎のふくしま政美プッシュ。ロフトだと超親和性あるからブッキング可能ですね。



●その27
・で、猫漫画挑戦タイムスタート。猫村さんできるかな?
・りえぞお先生「でも、共通の敵は猫村さんだよなあ(笑)なのに、まーだ内部で争っているんだし。あの作品ってさあ、全然○○○○○だし、内容って○○○○○じゃんよお。本当はアレを潰すべきなんだよね(笑)」ああああ、正論すぎて困る。
・八巻さん「須藤さんは、ゆず見て左利きって分かったんですよね」なんとなく、ペットの利き足は分かるような気がするんですよね。
・りえぞお先生「え?みんな読んでいないの?こんな感じで線が大きいんだよ。ライバルじゃん(笑)こんな感じで線が迷っているんだよ」くるねこさんは、結構題材を知らないみたいです。この後も「?」的反応が多かったような。
・西原さんの作品を見て、八巻さん「ああああ、こんなんじゃマガジンハウスで仕事出来ないよ(笑)」でも、集英社のあそこで人生相談やるんですよね。
・りえぞお先生「なにが○○○○○○○○だか、この漫画は(笑)現場にも行っていないし、危ない所に行っていないんだから」そう!それでいいんだよ!!
・もう、店頭に並んでいるから分かりますけど、福本対決はよっぽとキツかった様子。りえぞお先生「なんで、そんな線を描くんだよ。まあヒドい対決でしたよ(笑)矢吹犬って。25年つっこみ漫画を描いていましたけど、これはつっこめないですよ。沼だわ」



●その28
・「What's Michael?」できるかな?英語表記だったんだ。りえぞお先生「すっごいかわいくない猫だよね(笑)連載後半になるとコピーが多くなってさあ」
・りえぞお先生「須藤さん、水木しげるっぽいね(笑)みんな上手いや。勝負にならない(笑)でも、よくこんな可愛くない猫で売れたよね。憎たらしい(笑)」
・小林せんせいって、面白いけどそんなに気にならない作家さんなんだよな。三四郎とか読んでないから知らないし
・八巻さん「次は”およねこ”を、、、知らない。”猫目小僧”を、、、知らない。では、”ドラえもん”のを描いて下さい(笑)」世代が出ますね。知らないものは仕方がない。ドラできるかな?
・西原先生は、この連載/イベントで何回もネタにしているので、なんか違う方向を模索中。八巻さん「じゃあ、西原さんは”すっごい悪そうなしずかちゃん”を描いて下さいよ」りえぞお先生「え?静の悪口?あ、伊集院静の悪口を描けって事かと(笑)あんなに悪い男はいませんからね(笑)」
・描いている最中に八巻さんの悪意のあるネタが投下されたり。(ビームコミックの奥付作者紹介欄を見せながら)八巻さん「須藤さんは、”日本漫画家教会所属”なんですよね(笑)」多分、エンターブレインの編集もいるかもしれない状況でこれはヒドい(笑)。それぐらい許しましょうよ。
・そういう職業だからとは理解できますけど、台詞誤字とかで超へこむ作家さんとかを見ると「そこまでガッカリしなくても」って思っちゃう。読んでいるこっちは、そんなに気にしていないんだよ。頭の中で変換するもんだしね。
・で、須藤ドラは”日本漫画家協会”の「協」字を持っている絵でした。この各太字をフリーで描けるって事は、元々上手い人なんですね。
ドラえもんはワザと外しているのかな。本当はちゃんと描けるんじゃないのか。



●その29
ハローキティできるかな?いやがらせ的に福本キティを表示「福本さんも凄いよね。圧倒的なキティ!!新宿が揺れたわ」
・りえぞお先生「なんでこんなにキティがウケるんだろうかねえ。これって、ミッフィーのマネだよ。ミッフィーとは完成度が全然違うんだよなあ。それで言うとスティッチも腹が立つ(笑)」
・八巻さん「もし、小学館に入れなかったら、サンリオに入りたかったんですよね(笑)」隣の隣の方が”編集王じゃないのかよ!!”って野次を飛ばしたり。
・りえぞお先生「八巻さんの会社の机に行くと驚くよ。サンリオだけでなく、いろんなグッツがあって超ガーリーなんだわ」うわあ、仕事場の机をそんな感じにしているヤツは苦手だなあ。
・出来上がりはそこそこ。線が少ないキャラは薄味なリアクションにしかならないなあ。福本オチで終了。
・前半で見たから出来るだろうとの予想で、メーテルできるかな?りえぞお先生「すっげえズべ公のメーテル描いてよ(笑)」
・八巻さん「本当は目の距離が短かったと。陰影があってはいけないとかですね」
・りえぞお先生「キャバ嬢の女みたいに、なんの意味のない事しか言わないよね。”鉄郎、フルーツを入れればいいのよ”みたいなさあ。鉄郎も鉄郎で、なんでもかんでもメーテルメーテルって言うなよ(笑)」
・八巻さん「ああ!松本先生に”正面からメーテル描いて下さいよ”って言えばよかったですね」りえぞお先生「画力対決の福本回を描いたけど、カイジ18冊を探して探して。彼の漫画に左側の顔がないんだよ(笑)やっとあったかと思ったら、計二カ所だけでさあ」



●その30
・題材選択に難航しながらも、フレディ・マーキュリーできるかな?あ、猫関連だとそうなるか。
・どの時代のフレディかでルックスは変わってきますねえ。マイケルの映画を見た時に、予告時に彼氏(後期)が登場して、会場が笑いに包まれたからな。
・ますび先生「まだ、死んでいない。どこかで生きているって話もありますね(笑)」生きているのかー。
・例の客がクイーントークを話しかけてる。うるさいなー。
・りえぞお先生「クイーンは好きですよ。音楽は疎いけど、クイーンだけは好き」ロッキンオンでやってた話ですね。増井さんが辞めたとたんに連載がストップしたもんなあ(笑)
吉田戦車版のフレディ表示。りえぞお先生「それ吉田さんが入ってないですよね。ガチで描こうとしているんですね(笑)バリス吉祥寺中野店みたいにわけわからん」出ました、バリスネタ。最近のお気に入りなんですかね(笑)
・ますび先生「一生描いていたいー」とか叫ぶだけあって、超上手い出来。この企画にそれはいらないや。
・西原さんはやっぱりな絵柄でした。りえぞお先生「私の絵には愛がありますから!なぜならば、この時代の頃に見て”何事か!!”って子供心に思ったから」
ナウシカできるかな?りえぞお先生「あれでしょ、目がでかくて狐を背中に乗せているヤツでしょ」
・ゲスト二人はやっぱりそれっぽい。りえぞお先生「目が一緒でしょ」ますび先生「バレたな(笑)」
・八巻さん「お二人には思いがこもっていますね。反対に西原さんは、何の面入れもないですね(笑)」りえぞお先生「宮さんの絵は乳がでかくて上に高くなっているんですよね」ああ、言われてみればそうだわ。



●その31
太陽の塔できるかな?
・りえぞお先生「私さあ、岡本太郎さんが芸術的に、そこまでいいとは思わないんだよねえ。ポストモダンでそこまでいいとはね。もっと言うと、20世紀の芸術ってのは、この先100年200年後から見ると、残らないんじゃないのかなあ。なぜかって、お金でアートを生み出して行ったからなんですよね。だから、どれをとってもダメに見えるんです。どれをとっても「説明」がいるんですよ。あんなの感動しないよお。民芸品レベルだし、残りそうなのは、ゲイカルチャーぐらいかもしれないよねえ」
・八巻さん「美大生か、美大に入れなかった人が酒場でグダをまいている意見みたいですね(笑)」岡田さんは”美術ってのは説明がいるから、背景に物語があって、それ込みで楽しむものであって、よく評論家は「見たままを感じればいいんですよ」ってのは少し違っていて。だからアニメ・漫画にも〜”(超要約:入門に掲載されているかな?)って書いていたなあ。
くるねこさんと西原さんは感じたママの絵でしたが、須藤さんのはリアルすぎ。それもそのはず、今月のビームの旅先でそれを題材にしてるからって!
・ビームという事で、エンターブレイン漫画部門の開祖:桜玉吉師匠の話題に。りえぞお先生「えええ、ビームって潰れていないんだ!そうそう、桜玉吉さん元気?」ますび先生「うん、不元気(笑)」
・毎号広告で”先生のお帰りを待ってます”(要約)なメッセージが出ているんだよなあ。編集長も「玉吉さん大丈夫?ってよく質問されますけど、大丈夫なわけねーだろ!」(要約)って書いてたし。心配。
・西原さんにも影響を与えた(昆虫採集連載参照)、あの革命的な日記漫画をまた読みたいな。



●その32
・ゴルゴとアトムできるかな?
・須藤さんと西原さんはほぼ同期って事が判明。りえぞお先生「で、くるねこさんはSF漫画でデビューして何年なんだい(笑)」くるねこ先生「もう、あの原稿は燃やしてすてましたから!」
・八巻さん「アトムって不思議ですよね。色々な漫画家さんの個性がでますよね」
・女性漫画家の力、すなわち描き込みまくりのアトム登場。
・りえぞお先生「二人ともダメじゃん。手塚漫画の基本のデカイ足がないと」
・八巻さん「じゃあ、次はスラムダンクにしましょうか。え?知らない。西原さんは?」りえぞお先生「読んだ事ないですね。リアルを読んで辞めました。部活の汗臭い漫画ですよね(笑)この漫画って、NBAバガボンドでしょ?」
・八巻さん「で、さいとう先生にはご連絡したんですけど」りえぞお先生「そんで、漫画で挑発しましてね(笑)」八巻さん「そんで、”今回は御遠慮します”と」りえぞお先生「バーで待ち伏せしますか(笑)」あああ、ダメだったのかー。



●その33
・題材に難航したのか、ガラスの仮面ピカチュウアンパンマンドラゴンボールできるかな?幕の内。
・八巻さん「実は、松本先生の入場はヤマトにしようとしたんですけど、ロフトの店員さんと相談して、今回は辞めておこうと」いや、そんなに気にしないと思うけどな。
・りえぞお先生「私はピカチュウ上手いよ。沢山描いてますから。だって、サイン会とかやるじゃないですか。大抵、日曜日とかなんですよね。せっかくの日曜に母親に付き合わされた子供がブーブーいいながら一緒に並んでいるんですよね。机とか蹴っ飛ばしながら(笑)そんなんだから、”なあなあ、おばちゃんがピカチュウ描いているんやで。描いたろか?”、”ええ、ホンマか!”って喜ぶんですよ(笑)」八巻さん「その絵では騙せないでしょ(笑)」
・”恐ろしい娘!”という事で、一枚の上に各キャラが集合。八巻さん「これは凄い。どこの会社から訴えられても逃げられないですね(笑)」



●その34
・各サイトを参照すると分かりますけど、ゲスト二人は本当に上手。それだと関心するばかりで、笑いにはならない事が判明。
・「綿の国星」と「ナウシカ」はやっぱり三人とも出来が良かった。ちゃんと描かせるといい物が出来上がるんじゃないかな。見てみたいが。
・浦沢回以降は少女漫画家編となるみたいです。で、現在確定している二人がなんでか知りませんが超超大物。こんな企画に出て来るんですね。生で見たいな。
・サイン絵タイム。くるねこさんは猫全員と、ますび先生はゆず。生描きタイムは八巻さんが一番喜んでいたような気がする。
メーテルサイバラは今後の連載で見れるのかな。過去に何回か出ているか。
・ジャンケンタイムは、やっぱり無理だろうと。二番目にもサインが贈呈されてました。いいよな。
・整理番号キリ番プレゼント。やっぱりゲット(笑)ありがとうございました!西原さんから直接手渡しされて、感激でした。やりい。



●余談1;
・22時40分あたりで終了だったかな?帰る際に、約一名がコマ劇場前でお別れに。
「なんで、ここで帰るの?新宿駅じゃないのかな?」
「ああ、これからラーメン二郎行って来るんだってさ」
「えええええええ!」とか会話あり。
・その時間でラーメン二郎は食べ物でなくて殺人兵器だと思います(笑)。



●余談2;
・多分、ここにいつの日か辿り着くと想定して書きますけど、西原さん関係のイベントの常連の方へ。
・先生と面識があるみたいなんですが、イベントの最中に直接話しかけすぎ。先生方もいい人なんで、返すんですけど、貴方の声はマイクを通していないんですね。後ろの人とか分からないやり取りとか多くなってます。
・多少はつっこんでもいいかもしれませんけど、限度を少しは考えてた方がいいと思うな。殺伐系のロフトイベントだと、「アイツ黙らせろ!」とかになるくらいですよ。
・とか、書きつつも「ひとりごと」系の人(意味通じるかな?)って、何を言っても無理なんですよね(笑)。マニア系には必ずいまして、愛すべき人達ではあるんですけどね。



●余談3;
・なんだかんだで、ゲットしてしまった西原アトム。
原型師の榎木さん曰く「代表作」と言ってましたね。キャップ裏のクレジットがカオス。以下転載。

「営業ものがたり」
単行本発売記念
西原アトム
ボトルキャップフィギア
(C)西原理恵子手塚プロダクション小学館

sculpted by
Enoki Tomohide
KAIYODO
Meide in China

●ありがとうございました。

上は帰りに頂いたDVDのチラシ。隣は生産終了したレコ針を遺影の意味で入れてみたり。



●猫のおなかはバラでいっぱい



以上。