snoozer廃刊について。


http://www.littlemore.co.jp/magazines/snoozer/news/20110428276.html
スヌーザーが終わってしまう。これを読んでも意味が解らない。最後の最後まで田中宗一郎の個人誌であったから当人が辞めると決めたらそこで終わってしまうものなのであろう。


ここ数年は年間ベストアルバム号のみを購入してたのでいちいち書く資格はないのかもしれないが、残念だなあっとしか想えないわけで。
http://www.littlemore.co.jp/magazines/snoozer/
ざっくりと観たけど、60号ぐらいから買わなくなったんだ。あれ?結構買ってるなあ。


●その1
田中宗一郎がロッキンオン在籍時にカートコバーンがああなった直後の文で「俺も出来る事ならばショットガンが欲しい」と書いていたのが印象的である。
正直、フジロックとかサマーソニックとかのステージを観る度に毎回想うのが「ああ、カートが生きていたら、どこでどうしているのかな。この瞬間に彼を観る事が出来たのかな」ってのがあって。
まあ、コートニーラブを観てた時には「うわ、ひでえ!!」ぐらいしか想ってなかったけれども(苦笑)11号の表紙が一番好きなんだけどねえ。


●その2
13号に石野卓球の顔がある。ここら辺で砂原良徳が抜けたんだ。もう十年以上前だな。
なんで抜けたのかの説明がしごく単純で「あなた達(石野卓球ピエール瀧)がそっちの方向に進むのであれば、俺は一緒には行けない」って事であって。
普通の仲違いとは意味が違って、本当ならそっちの方がいい。深刻て絶望的なものあって、個人的には今でも引きずるわけなんだよな。


●その3
しかし、トムヨーク表紙ばっかりだなあ。そんなにいいのかは謎なわけで。
kid aの時のレビューが「助けて助けて助けて助けて助けて」(以降文章が終わるまで繰返し)でなあ。
正直な話、アレとその次ぐらいから後のレディオヘッドのレコードはどんどんダメになってきたような気がしてるわけで。買ってるけどさあ。
あ、でもこのカバー集最高だった。無茶苦茶しないとカバーする意味はないんだけれども。
基本的にカバーしても負けそうな面子ばかり選択してるし(笑)
http://stereogum.com/714152/download-radioheads-20-best-cover-songs/franchises/listomania/
ビヨークのヤツとかふざけてるだろ!


●その4
編集長以外でいい書き手って考えると唐沢てんてーと加藤亮太(メタリカは2ndだぜ!)ですか。
みんな今なにしてるのかしら。ってツイッター見つけたりするから困ったものなんだけど。
メタリカって言えば本家よりもこっちの方が好きなんだよな。

ガラ悪いボンクラ客層最高!!ディファでエンターザ〜大合唱したのはいい想い出。


●その5
the whoの一枚目が再発されたときのレビューで「犯罪しても万引きしても彼女に援助交際させてもいいから聴け。ボケ!カス!殺すぞ!」的な事を書いて、それぐらい聴かせたかったのかなと。
スマッシュの日高さんの最終的な目標がwhoを日本に呼ぶ事だったらしくてさ。三人の時にフジロックで観たかったとかなんとか。

いい演奏。泣けてくる。本音は4人の時に観たかった。もっと早く生まれたかった。


●その6
「音楽雑誌を読むヤツなんてさー」的意見も十二分に承知なんだけれども。
でもね、今の時代は書いてある事の真贋がハッキリと解るんだよね。「ホントにいいのかよ?」って想ったらyoutubeで検索すればほぼあるからな。まあ、それでロッキンオンは村松さん以外全部ダメなんだけれども。
基本的に自分は松村雄策になりたいんだよな(笑)本題とは外れまくった事を書きまくるというか。
最後まで読んで「ええ、最初のヤツ関係ない!!」って。

ほら、なんでもあるじゃん(笑)


●その7
永久に書けるな。ここら辺で。
さて、最後の号は買おう。さすがにね。最後の音楽雑誌購入だよな、多分。



おしまい。