井上雄彦のリアルと星川尚浩と丸藤とか。


http://www.amazon.co.jp/dp/4088797167


井上雄彦のリアル最新刊に対する違和感は

「あのクラスのレスラーが交通事故で大怪我となった場合に一般ファンレベルに絶対に伝わるはず」
「後楽園クラスで試合をした場合にあの動きだと絶対に観客にバレるはず」
「あのレベルのヒール像は今の時代には作れない」

等々あって本当に「リアル」ではなかったのですよ


で、さっき井上雄彦のリアル最新刊をもう一度読んでみたのですが、
これは「後楽園ホール観戦しているお客さんは全て理解した上で声援を飛ばしていて、唯一理解していないのがあの車イスの二人(長期入院していたからでもある)」
という設定なのではなかろうかと考えた次第なのでございますよ。


つまるところ、
井上雄彦のリアル最新刊のあの後楽園ホールの光景って
「星川vs丸藤」
って事なんですね、多分。

違っていても別にいい。そう解釈したのですよ。これを漫画で表現したんだよなって。

http://www.youtube.com/watch?v=JkLsuNy9SwM
http://www.youtube.com/watch?v=L2cMDty9DOI

ほら、やっぱり、漫画そのままなんだよね。



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余談1;
星川ってみちのく〜大阪〜ゼロワンから
「ワークレイトは平均点より上」をそつなくこなしている選手だったと想う。悪い試合をしない選手でした。

余談2;
この試合の時に後ろの方で観てた高岩さんの表情が全てだったのではないのか。全てを背負うのですよ。

余談3;
彼とハヤブサの試合は「待ち続ける」義務があるのですよ。あの時代を知っている人達にとっては。


以上。