第4回「西原理恵子の人生画力対決」@新宿ロフトプラスワンに行ってきましたよ。

西原理恵子が全ての漫画家に喧嘩を売ったら、藤子不二雄A国友やすゆきがやってきたでござるの巻」このタイトル作った人を尊敬します。
さて、行ってきましたよ。細かい部分は他の人のヤツを参照して下さい。



●当日の詳細

ビッグコミックスペリオールPresents
第4回「西原理恵子人生画力対決
スペリオール誌上にて「すべての漫画家に喧嘩を売ります」と宣言して、21世紀のコミック界を恐怖のどん底に陥れた西原理恵子!いよいよライブで、偉大なる漫画家先生たちと、画力対決します!

【対戦相手】藤子不二雄A先生、国友やすゆき先生
【出演】西原理恵子
【司会進行】八巻和弘(小学館編集者)

OPEN 18:00 / START 19:00
前売¥3000(+飲食代)
前売券はローソンチケットで5/9より発売(一人2枚迄購入可)
【Lコード:36294】
※チケットの整理番号順の入場となります。
※前売券売り切れ次第、当日券なしとなります

●道中で見つけました。



●その1
・早めに新宿駅に。なんか人が多い。ああああ!ドリームの公式記者会見だ(笑)カンセコどこだ!どこなんだ!お前にしか興味はない。
・とか言いながらも、某他団体のグッツを着用しているので、なんかいろんな意味でロフトに急ぐことに。もし写っていたらかなりシュール。
・ロフト前で看板を撮影しているグループあり。CSとか貧乏系列(失礼!)なのとは違って、スタッフの数も多いし使用機材も高級。まあ、地上波なんですがね。
・並んでいると、某さんが。いかに治虫先生の技術が卓越しているのかについて語る(先日の展覧会ですね)。まあ、”カラーは○○先生だ!”とか言うのは禁止だけど。
・会場に入ると、席配置がいつもと違う。丸テーブルがなくて、席がびっちり。トーク中にて、150枚近くの限界まで売ったそうで。ここまで入ったイベントって何時以来かな?「細田守イベ」とか?あ、「輸入盤規制問題イベ」が最高か(実質無料だったけど)。あれは立ち見限界までだったからからなあ。
・当日券完売だからみっちみち。チケッツ渡すために入口行くのも一苦労。
・ぼちぼちいい席をゲット。前回の存在すら知らなかったカルカルイベとか、頑張ったけどどうにもならなかった回もあるんですよねえ。
・劇場版「女の子ものがたり」の主演女優を折り込み広告で知る。まあ、関係者/鑑賞者全員が思ったことは書かないぜ(笑)



●その2
・開演。萌え萌え西原先生&風貌に変化なし八巻編集登場。うわあ、この二人って基本的には風貌はあんまり変わってないような気がする。
・ここ最近の映像化ラッシュについて。凄いね、やっぱり。去年に「もうすぐフィーバーが来るかも?」的ことを言ってたけど、そうなった。
・時効なんで書くけど、西原先生がイベントで「なーんか時をかける少女の監督だっけ?が、いけちゃんとぼくを映像化したいとか言ってきて」とか聞いたけど、本人の間違いだった(笑)。
・「ダフ屋対策で、短い期間で二回やれば大丈夫かと。あと、7月にもイベントは内定しています(笑)。あと、このイベントの告知はロフトと西原さんの公式のみなんで、気付いた人は偉いですね」なに?チケッツ買った人はダメ人間とか言ってるのか!!!ロフトは数ヶ月前でないと取れないんですよねえ。明らかに何かのイベントが頓挫したって雰囲気も見受けられるんですが(笑)
・「いけちゃんとぼく」の予告から。「西原さん、開始数分で泣いてましたもんね」「だって、私の生まれ育った街だもん」海の見える故郷はいい。とんでもなく貧乏なんだろうけど。
・ナレーションがほぼネタバレなことについて。「ネタバレでも客がだだもれで入ってくるんだって。だって”余命一ヶ月の花嫁”だよ(笑)それでも客が入るんだって」そりゃいろいろ考える方もバカになるわな。でも、結末が大事なんだろうか?”手段のためなら目的を選ばない”
・角川って、笹の葉EDの一件でもそうだけど、なんか”喜びそうなこと”を探知する人が中に居るんだと予想。決定権を持っている人が代替わりしたんだよ。
・「女の子ものがたり」の予告。やっぱり恐れていたイメージというか。「単館上映っぽいよね」ってのは大賛同。まあ、その形式でないと作っちゃダメだし。で、なーんかこの原作も映画も全編、娘さんへのメッセージって感じがするんだ。いい親を持ったというか、気の毒というか。
・「ぼろい服を着るんだけど、逆にいい感じになってるし」そんなもんで、いろいろ言ってたけど”絶対に口は出さない”ってことなんですね。
・例のアニメについて。4クール契約とは知らなんだ。「約束したけど、”状況が変わりまして”ってことはよくあるんだわ」まあ、商売ですもんね、損が出てまでやる必要はないわ。



●その3
・今までの、連載分を見てのあれこれ。模写絵がアップになる度に爆笑。
・”首寝違え三人集”トークが炸裂。殿堂入り二人も含めるとこちらも考えることはいろいろある。それ以外にも”あの人は?この先生は?”ってとこでだけでなくてさ(笑)
・「みうらじゅんさんの似顔絵を、こんなサングラスしない感じにするのは初めて見ました」「私と会う時は、この顔だもん」素顔はハンサムって思ってましたけど、この微妙な仕上がりは(笑)
・三人集の内、挑戦を受けたのがこの人だけなんだそうですが、西原りえぞお先生と勝負しろ!ってのは、結構ハードルが高いんですよ、やっぱり。実生活であんなお姉ちゃんが近くいたら逃げる(失礼)。だから鴨ちゃんエラい。
柳沢きみお論。そこはねえ、いいじゃんともなるけど。アシスタントは若いお姉ちゃんばっかりってのは都市伝説だと思うぞ。
・大御所二大女性作家に対する意見がまた。でも、それって自分の仕事に絶対の自負と自信があるから言えるんだし、その地点からでないと、彼女達の思惑は見えないのだろうか。”マンガをなめている”って、りえぞお先生クラスと比べたらいかん(笑)
・「苦労して書くけど、似ないヤツもあるんだ。それを愛ちゃんがきしむ右肩で”こうか!こうか!”って色つけてくれて」絵の上手さでなくて個性で勝負しているんですね。あと、愛ちゃんも大台に乗ったので、いろいろ体も辛そうです。



●その4
・西原トークで会場が暖まった後、「皆さん、全日本プロレスの馬場を見るような目線でお願いします」との紹介で安孫子先生登場。バックは”Anarchy in the UK”(だったけ?)
・その時の客の騒ぎっぷりと歓声が凄くて。ロフトでゲストが登場しただけでこんなになるなんて見た事ないや。
・自分はいろいろな方を見てるんですよ。全盛期のHGとか二年前の爆笑問題、一年前の千原兄弟とか。そこら辺よりも数倍デカイ反応だったなあ。
・ここからはあんまり記憶なし。肉眼で動いて喋るA先生を見たら、普通に泣いてしまったんだね(笑)。もし、神様を拝見できたらそうなるでしょ?
・西原さんに色紙を贈呈。ハットリ君と”お母さん大好き〜っと泣きながら謝る”ひよちゃんの二人の彩色イラストで、貰った時に胸に抱いて”うれしー!”って言った姿が印象的。「娘の嫁入り道具に」ってのはいいな。
・喪黒福造の生書き。八巻さん「書き順に注目です」とのことなんですが、上から順番なんですね。そんなやり方なんだ。その後にりえぞおさんも喪黒挑戦なんですが、さすが、見たばかりなんで完璧。



●その5
・対決スタート。後でぼやいてましたが、A先生は分からない題材にはイラスト化するのを断固拒否するんですわ(笑)。「知らないから書けない!」そこから勝負なのに。
・勝負しない変わりにトークするんですが、そちらが長い長い。先達の話は拝聴しようってことなんで嬉しいですし、そっちの方がいいなあ。
・ゴルゴ13できるかな?「うーん、銃を入れたのが失敗だったあ〜現場でカラシニコフ撃ったこともあるのに〜」と悔しがるりえぞおさん(笑)。AK-47は普及してますもんね〜。
・ときわ荘のメンバーを書く際に当時の話をいくつか。寺さんの時に西原さんのツッコミに即座に、訂正したA先生に愛情が感じられて。
・渋谷の西原展後に、近くのねぎしに一人で入店話。「お姉ちゃんが帰るからさ」客も店員も全員ビビるよー。
・しかし、その場で描かせないで、居なくなったあとでぼやく八巻さんはもっと悪い。



●その6
・つのだ話と極真会館に入門体験談。漫画家に空手の技術は必要か?でも、習っていた当時の大山道場ってヤバい面子だよねえ。「海外に取材に行くからと理由をつけて」
・がんちゃんの通っている極真ってたしか”新極真会”の方なんですよね。小島先生!それでいいんですか(笑)
・つのだ話からのトキワ荘メンバーについて。寺さん/石森/赤塚/つのだ/当人と描くA先生。でももっとメンバーを描いて欲しかったな。水野さんとか森安さんとか長谷さんとか。
・自画像に「これ、のび太ですか?」と質問する八巻さんは地雷を踏んだかも。
・っつーか一つ描かせるのに、その十倍のトークを拝聴しなければならない。「最近漫画描いてねえからよお〜」(この台詞は十年以上前からの持ちネタ)だから仕方がない(笑)。
・声援もそうだけど、カメラ撮影率もハンパない。みんなバンバン撮影していたなあ。自分はそれどころじゃないのでなし。まあ、いいか。
宮沢りえさんから”あびちゃん”と呼ばれるまでの経緯を説明。あの年齢ですと、どの娘さんも同じ感じに見えるのかなあ?西原先生&愛ちゃんが「ちちで挟むぞ!」とか言うわけだ。



●その7
・ビールを飲んで、漫画描いて、明日もゴルフって元気だわなあ。週一はゴルフってのはなんなんだ。本当に漫画描いてないのか?
・石川なんとかのゴルフ選手が題材に。でもさ、八巻さんチラっと見せるのはなしでしょう。
・やりたがらないので題材がなかなか決まらず、やっとでた最後が「のらくろ」。A先生はもう最初から似せて描く気なし(笑)
・で、もうお時間ですので終了。早く飲みに行きたいんだって(笑)。プレゼント用の怪物くんをビジョン越し描いて下さいました。うおおおおお。
・壇上から降りた後に、なんか記念撮影。「若い女の子はどうぞ周りに集まって下さい」とのことで若い(???)女性達が集まる。いいなあ。
・で、拍手の中退場。一旦控え室に帰るのでなく、直帰。素晴らしい。
・休憩。見ているこっちが燃え尽きる。肉眼で拝見できたなんて信じられない気分である、今も。



●その8
・後半戦。国友やすゆき先生登場。の前に疑問点が。ある程度のキャリアがある方は大体顔バレしているような気がしますが(例外:士郎正宗)今回は謎。はてどんなお顔なのでしょうか?
国友やすゆき先生って、たしか”コマ単位に原稿を分割して、スタッフ総員して仕上げて、パズルの様に組み直す作業が日本一”とどこかで聞いたことがある。なんだ、この無駄知識は。
・登場。ああ、いい人っぽい方だわ。「中華料理屋でちょこちょこってすればいいのかと思ったら、公開なんだもーん」
・「国友さんだけですよね、漫画で挑発されて、電話で”僕は逃げません!”って言ったのは(笑)」
・そんで、肩ならし的に009を国友先生が描くでござるの巻。「意外と上手いですね」は失礼。
・まあ、人前で、何時もの違う環境、違うペン&紙、机もない、即興でお題を出される、隣に漫画界最強の女傑、などである程度の作画レベルに持って来れるってのは、”絵が上手”とは別のスキルなんだと考えるのであるが、それを言うと企画破壊なるので。
・「首寝違え三人集とか言われるけど、正面から描けないでしょ?」「うん、なんか描けないんだよ(笑)」
・国会議事堂できるかな?「普段はアシスタントに描かせているんですよ(笑)」そりゃそうだ。なんで高いお金で雇っているのか。
・建物系は二人ともアウト。りえぞお先生の建物ってそんなに印象がないんだよね。「どうせ、国会のここら辺の部分で、”あは〜ん、うふ〜ん”とか描いてるんでしょ(笑)」



●その9
麻生首相できるかな?お二人とも上手。頭の中にイメージ沸けば、そっちレベルは結構大丈夫なのかな?
・りえぞお先生が描いている際に、他の漫画家をディスりながらやるのが心底最高。「あんなのより上手なイラストレーターなんていっぱいいるよねー」あの人はもう、漫画家でもないなにもない人間だと考えているから、いいんじゃないの。完全同感だけど。
・さらに別の作家で「漫画なんて”こんなもんでしょ?”ってさらさら描いてるんだよね。漫画を舐めてるよなあ」一度も面白いと思ったことないから、いちいち悪く言わなくても(笑)
・りえぞお先生が喋らずに真剣に描く時のオーラ&表情が尋常ではない。昔、鴨ちゃんの原稿で”深夜の仕事場で偶然見た彼女のこと”ってのを思い出す。「こりゃ不味いことになったな」と考えるのも当然。
・でも、りえぞお毒舌タイムにて、なんにも返さない八巻さんを見て同情するというか。そりゃ、仕事があるんだよね(笑)。



●その10
クレヨンしんちゃんできるかな?万人に売れている作品に対する怨念がスゲエ。今での十分じゃないの。
・国友先生はなんでそんなにエロい事が描けるのか?話。「元々モテていたら、あんなもの描けないですよ」
・やる気まんまんのオットセイできるかな?動物系はりえぞお先生が一枚上手。っつーかエロい表現を進んでやるんだね。国友先生の付属男がオモロ。
・国友先生「自分の描く女性は”長髪”/”短髪”/”クルクル巻毛”で、白抜きとベタありで計6種類。これで十分」そんなもんでいいのか。
叶姉妹できるかな?国友先生はエロい女を描けばそれでいいのに。「知らないんですよ」とのこと。片方はいい出来でしたが。



●その11
ピカチュウできるかな?八巻さんの「国友先生、漫画家としてはアウト」って話に笑う。りえぞお先生はお子さんがジャストだからなあ。付属のキャラも秀逸。
・国友先生のりえぞお先生似顔絵が特徴あっていい。まあ、鼻をあんな風に描くのはいなかったが。「じゃあ、西原先生の作品も読んだ事ない?」「ぜんぜん読んだことないんですよ(笑)」
・りえぞお先生の「巻毛でエロい秘書かなんかがやられて”あはーん”ってやつを描きたい」話からの絵が今回一番上手かったような(笑)。
・ラストお題:サザエさんできるかな?りえぞお先生、なに時間かけているのかと思ったら、脇のネコを描いてました。このネコは会場ウケが良かったな。卑怯だけど。
・国友先生のサザエさんが色気があっていいとかなんとか。そんな事言っているのは八巻さんだけだけど。
・で、最後の最後にビックリするような結末。これは実際の作品をスペリオールにて。



●その12
・最後に寄せ書き。あら?国友先生がちゃんと描くと、滅茶苦茶上手いじゃないですか(笑)
・そこ際に「いつも描いてる机が斜めだから、ここではやり難い」そうだ、ある程度描く人はみんな机があの形状になるんだわ。「あら?あたしは平面で描くわよ(笑)」
・しかし、最近のLED版トレース台の光っぷりといったらなあ。学生時代に「目壊すから辞めろ!」って言ったこともあるんだけどね。作品のクオリティ&楽=視力落ちる(失明しない程度に)ってのを天秤にすると、そっちを選ぶのは当然なんですが。
・寄せ書きじゃんけんタイム。みなの殺気が(笑)。こんなもん勝てるわけないので適当に。
・終了。通常の西原りえぞお先生イベントとは酒量が桁違いに少なかった。煮えこんでデロデロになって、下ネタで引かせて、ぐちゃぐちゃになるのになあ(笑)。
・関係ないことを最後に。このイベント時に同じ席にいた方三人が”自分が学生時代によく原稿を読んでいた人達”で、なんだか不思議な感じではあったというか。昔の自分に知らせてみたいわな。



●看板

第5回「西原理恵子の人生画力対決」@新宿ロフトプラスワンに行ってきましたよ。

アフリカバンバータが来日するとの情報が。これで夏まで生きていける。
さて、行ってきましたよ。666はちと興味があったんですがねえ。
※上でもそうなんですが、絵がないと伝わらない。他所がバンバンupしてるんでそこら辺を参考に。



●当日の詳細

ビッグコミックスペリオールPresents
第5回「西原理恵子人生画力対決
スペリオール誌上にて「すべての漫画家に喧嘩を売ります」と宣言して、21世紀のコミック界を恐怖のどん底に陥れた西原理恵子
偉大なる漫画家先生たちと、ライブで画力対決します!

対戦相手・ちばてつや先生、とがしやすたか先生
司会進行・八巻和弘(小学館編集者)

Open 18:00 / Start 19:00
前売¥3,000(飲食代別)
前売はローソンチケットで5/23より発売
【Lコード:36745】
※チケット整理番号順の入場となります。
※前売券売り切れ次第、当日券なしとなります。
http://www.toriatama.net/

●ブロジェクタの性能がアップ



●その1
新宿駅前は特になにもなく。前回のカンセコ拝見(してないが)は奇跡だったんだね。
・会場前。看板が昼興行のまま。で、帰りには深夜興行の看板になって撮影できないとか。
・季節的にロフトの待ち行列が辛くなってきました。前にやってた、公園並びは無許可だったんだね(笑)
・今回は、新型ロッピー(祝!SFC/GBの書換サービス停止)のタイミングがアレだったようで、整理番号がとんでもないことに。なもんで、座席も凄いことに!
・開演。MMQ西原先生&今日のMVP八巻編集登場。っつーか、MMQ(萌え萌えキュン)って意味なんだって。病気だよね。
・本日も可能な限り客を入れたみたいで、200人!丸テーブルは階段下に収納して、暗幕で隠してました。
・りえぞお先生「ちば先生、キン肉マンとかアンパンマンを練習しているんだって(笑)さらに自分のキャラとかもね。忘れたんだってさ(笑)」意外と忘れるんじゃない。
・りえぞお先生「前に画力勝負した時に、ドラえもんを歪に描いて喜国先生に怒られたもんね。”ドラえもんの丸は漫画家、いやアジアのお約束だろ!”って」まあ世界のお約束ですね。



●その2
・りえぞお先生「6月9日は何の日?そう剥くの日!高須クリニックからお客さん全員にビールを一杯奢ります!」どかーんっとわきまくり。
・「どーしても奢りたいと。”200人で600円=12万円?いいよ〜”って(笑)」八巻さん「そんな訳で、高須クリニックのCMを流します」
・そりゃそうだ、拝見しなければ。「みなさんのタニマチですから。いや〜、ごちそうさまです。一人ベンジャミンバトンということで」

高須クリニック

つべで西原先生verを探したけどなかったですね。野村夫人の所が入れ替わってます。「砂漠のとっちゃんぼうや」「ドバイに連れてけって言ったのに中野のスタジオでさあ」とか言いたい放題。

・さらにCGアニメ版も。人生一年生の広告のヤツですね。”6月9日は高須が夜来て剥くよ”。「いやー”やわらか戦車”っぽくやろうとしたんだけどねえ(笑)」
・りえぞお先生「高須先生に医者漫画を見せると怒るんですよね。○○も”消毒していないメスを使うな!”とか”手順が全然違う”」「医者で漫画家ってのにジェラシーがあって、医者で医者にしかなれなかったからね(笑)」
・そんなこんなで高須先生登場。ごちそうさまー。でも、最終で名古屋に帰るらしく、速攻でいなくなりました。12万はポンだろうな。



●その3
・「いけちゃんとぼく」の予告映像。”花嫁が余命一ヶ月って先に言われて誰が見るかね?”とか”公開が20世紀少年と被る”とか”けどあの漫画って(略)”とか”夏にするとウチの黄色ネズミと被るんだよねえ”とか”角川って、原作者を倒れるまで使うからなあ”などなど黒い話があったり。
・「女の子ものがたり」の予告映像。りえぞお先生「エイベックスに”レッドグリフ外伝とか付ければ客はいるから”とか言って。ここに”レッドグリフ3”って描いたら消されて(笑)。でもあの会社って叩き上げだから」マックス松浦さんは本当に尊敬しています(真剣)。
・某巨匠に挑戦状を。「こっちは全日本系のヒールやっているんで、”この野郎出てこい!”」
・ちば先生を呼ぶ前に紹介。これがいい。「漫画界のローマ法王です。ヨハネパウロです。不安で3時から飲んでいるんですって(笑)。日本全国の男の子に”ちゃんと頑張って生きて行かないといけない”と思わせてしまった(笑)」まあ、バイブルですから。それを描いた人だから法王でもなんでもok。



●その4 ※こっから西原先生に表記変えます。
・登場。やっぱり会場が爆発する。本物だ!!
・西原先生「最初は鴨ちゃんがバーで出会ったんですね。鉄兵描いてもらったけど酔っぱらっていたからジョーになって(笑)。この挑戦も”逃げたらバーで待ち伏せして連れてくよ!”と」
・八巻さん「編集王で使用させてもらってありがとうございました!」おおおお。その話が出るなんて。あれとキャンディキャンディですね。当時はビックリしたな。
矢吹丈をリアルに描いてもらうことに。帽子&コート版です。目を描いた瞬間に西原先生が「はあああああ、ジョーになったあああああああ」って。こっちも泣いてますから。「私がもらうからね!あげないから!」くれくれくれ。
・とがしさんも後半で言ってました。「ジョー描いているの時、耳の下を何故か描かなかったんだよね。なんで描かないの?って。その所にコートを描いた時に感動したなあ」そうそう。
・次が丹下段平。肩口のあのラインを描いた瞬間が震える。八巻さん「講談社の人でもこんな瞬間を見たのはいないんじゃないのかな?」
・最後が白木葉子。これだ!これを待っていた。西原先生「これこれ、富士額で必ずピアスしてるんですよねえ」
・ちば先生は本当に線が奇麗。すーっと描くんですよねえ。良かった良かった。



●その5
星飛雄馬できるかな?A先生の時にもあった、ほっぺたに×を描くことについて。ちば先生「ほっぺにそういうのを描くと、いきいき感が出てくるんですよね」
・八巻さん「巨人の星とかジョーは19巻20巻なんですよね。今はいっぱいありますけど、当時は”20巻以上になるんだったら、巨人の星とかジョーを越えるようなもんじゃないと!”って言ってまして」まあ、そうですよね。長くなる理由がないのがある。ジョーだったら何回白くなるんだよ。
・二人とも上手いなあ。姉貴を描くのは卑怯だけど(笑)
・愛と誠できるかな?まあこれは似せるのはちょっとねえ。
・西原先生「この前、吉祥寺の飲み屋で福本伸行に”ちば先生が左足で描いたら福本になる”って言ったら殴られてさあ(笑)」失礼だ、右足の方だよ。
・ちば先生「彼は自分で上手いと思っているのかな。(会場爆笑)いやいやごめんなさい、そんなつもりでなく。でも、彼って新人賞あらしでちば賞も2回とってるし。賞自体は完全にオープンなんで3回目で”辞めろ”って(笑)」新人賞あらし!そんなのが可能なんだな。
・西原先生「売れる前は、みんなでバカにしてたのに。あんなになるなんてなあ。あの時誰かがハメていたらよかったのに(笑)」これ以降”ハメる”ことによるメリット話が続きます。



●その6
アンパンマンできるかな?練習していたからサービス問題になるのか?
・西原先生のダミー撹乱情報「目が二重です。瓜顔だし、耳もあるね」
・西原先生「やなせさんは、南方戦線の唯一と言ってもいい生き残りなんですね。その経験から、”ヒーローはなんにも救わない”ってことと、”生きていて一番辛いことは飢えなんだ”ってことからアンパンマンが出来たんですって」ああ、そう考えて見るとなあ。ちゃんと伝えなきゃいかんわ。
・やなせvs水木抗争について今回もネタに(笑)。ちば先生「そういえば、(略)」わははは。
・西原先生「初めてお会いした時に、ダンスしてそこでチューしたら喜んで(笑)。アレくらいになると40才も20才も同じだからね。別の機会に会って帰る時に”今日はないの?”とか言って、そんなので喜ぶんならナンボでもするわ!」素晴らしい。



●その7
石原都知事できるかな?「ブランデー持ってブラインドをカシャっとやってる人でしょ?」
・八巻さん「親父顔は西原さん得意ですね」から、某漫画家が吉祥寺に引っ越してくることについて。「感じ悪い!!」ってのはそうだわな。
・西原先生「ちば先生は今でも野球チームとかで試合してるからね。右手を怪我させたらどうすんだって」
・ちば先生「ちかいの魔球は野球知らないのに引き受けてねえ。三角ベースしか知らないから、連載時にマウンド描いてなかったんですね(笑)。資料見て、長島の足が見えなくて”なんで見えないのですか?”って(笑)」
・ちば先生「その当時に、精神をちょっと悪くして背中に虫がわくような感じが出てきて。ちかいの魔球の担当者が野球好きな方でして。真冬の寒い中で”キャッチボールをしましょう”って」「こっちは知らないからただ受けて返すだけなんですね。”これがフォークです””これがシンカーです”とか言って投げてもらって。」
・ちば先生「で、自分はそれだけで汗がびっしょりになってしまいまして(笑)。それでヘトヘトでしたけど、その日の仕事はとってもはかどったんですね。”自分は運動不足なんだ!”って気付きまして(笑)」
・ちば先生「知り合いの漫画家、松本零士さんとかに電話して、”運動はした方がいいぞ!”っとなりまして、野球チームを作ったんですね。最初は当時の虫プロチームと試合して負けましたけど。そうやって、運動していったら、背中の虫もいなくなってきたんですね」「今は、チームの所に行くと”来たな”とか思われますけどね(笑)」
・まあ、運動はした方がいいんですよね。ジャイアント馬場さんがTVで言ってました台詞「自分の出来る所まででいいのでやりなさい。ただしそこであと一回は多くやりなさい。次はあと一回多くってね。プロは倒れてからが練習だけども」



●その8
・ここら辺でちば先生の手について。ちば先生「僕はペンだこがないんですよ。中指でしっかりと支えているから、その指が太くなってますけど」西原先生がちば先生の右手を上げて”これが働く人の手です!!”ってやったシーンはちょっと感動的。
・西原先生「浦沢がジョーを描かせると上手いんだよね。さてはアイツはリメイクするつもりだな(笑)。超長編描くだろうし。でさあ、モーニングのヤツって(略)。でリメイクって言われたらどうしますか?」うわー超ありそう。長崎さんも準備してるかも。
・ちば先生「リメイクって言われても、自分一人の作品ではないですし。作った人がどうこうってよりも、ジョーはもう、ファンのものですからねえ」拍手&号泣。
・西原先生「じゃあ、私がリメイクするってのはどう(笑)私なら20ページで終わらせるよ。一ページ目で豚の脱走で、ちょっと行ったらカーロスリベラが(略)」それが狙いかー。でも真樹先生があるからなあ。



その9
・ニャロメできるかな?ここで高井研一郎先生登場。ああ!本物だ。なんでこんな人まで(笑)客の反応が鈍いぞ、何やっているんだ。超かっこいいやさぐれおじいちゃん(泥酔)ですわ。ああなりたい。
・八巻さん「詳しい方ならご存知かもしれませんが、赤塚プロのキャラデザインは高井先生がご担当されてまして」客が”ほお〜”っと。知らないのか!長谷さんの著作とか読んでみなさい。
・高井先生「なんでこんな乱暴な扱いなんだよお」で生ニャロメ作画拝見。八巻さんが「先生!よっぱらいすぎ(笑)」となるくらいヘロヘロだけど本物だ。
・「総務部総務課山口六平太」を連載以来一回も落としていないって、どんなレベルなんだよ(笑)
・高井先生が各先生のニャロメを採点。○×はそのまま連載に載るのかな?
・しかし、この三人が並んで描いている光景が奇跡。本当になんでこんなシーンを目の前で見てるんでしょうか?

赤塚不二夫のことを書いたのだ!! (文春文庫)

赤塚不二夫のことを書いたのだ!! (文春文庫)

赤塚不二夫 天才ニャロメ伝

赤塚不二夫 天才ニャロメ伝

当時の赤塚プロを知るために。もっと色々あるとは思いますが。



●その10
・なんか、ぐずる高井先生。西原先生「ほら、こんなにたくさんのお客様が待っているんですから、プロとして描かなきゃいけませんよ(笑)」「どうですか?こうやって笑いものになるのは?」等々スゲエな。
のたり松太郎は完結したのかとの質問。ちば先生「あれは、田舎の暴れ者が一人前のお相撲さんになるまで、十両になるまでやろうって決めてやったんですけど、そこで”終わり”ってのを担当者が勝手に消して(笑)」「で、消されたんで幕内までやろうかと。そこでも”終わり”ってのを消されて(笑)もうちょっと続けよう〜もうちょっと続けよう〜、って30年になってしまって」
・伝説というか、噂での連載云々のやり取りってそんな例もあるんですねえ。
・寄せ書きを生で拝見してお帰りに。「日本の良心ですから」って言葉に集約される。



●その11
・休憩明けは先日のめざましテレビの取材映像を。
・西原先生「なんか怒っているって言われてさあ」まあ、不機嫌だわ。「放送されなかったけど、来た女子アナに”寝て取れる仕事は取っとき。やっとけチンコくわえろ”って(笑)。その人が出来る人ならノウハウが分かってくるじゃん」「あんなのに限って売れない役者とかロックの人間とかじゃん。やっとけば、その時に相手の喜びとか悲しみとか全部入ってくるからって。”ええ、そんなの遊ばれるじゃないですか”って、同じまんこ持っているのに、なにを言ってるんだ(笑)」
・仕事場でのインタビューなんですが、やっぱりはっきり言うんで、女子アナドン引き。後ろには文治がいるし、その対象で会場爆笑だ。
・とがし先生を呼ぶ前のりえぞお語録「あの絵で、東京芸大を受けようとしたんだよ、5浪もしてさ」「あの絵で下書きとか何回もしているんだぜ。2回目の線は全然違うのに」「さっき”俺は安心したよ、さっきの西原の絵をみてさ”とか言いやがって」「鴨ちゃんがこの人を絵を的確に表現して”なに、このヒジキをまぶしたような絵は?”って」
・そんなこと言いまくったら、呼び込みなしで登場。あ、いしかわじゅんだ(笑)
・西原先生「でも、本当に漫画家達の兄貴的な存在で、飲み会やチームとかでも中心なんですね」これは有名なんですよね。あの作風で兄貴的って?



●その12
ハンターハンターできるかな?とがし先生「とがしで漫画家じゃん。遠い親戚からサインを頼まれるんだけど、絶対勘違いしてるよなあ(笑)」
・西原先生「なんか、頭がボーンってなってカードもってさあ」どこの元セガ社員漫画家のこと話しているんだか。
・八巻さん「西原さんが倒れた時にとがしさんに人肌脱いでもらったんですよね」ぼくんちのアレか。あの穴埋めは八巻&西原コンビの人徳のなせる技だったなあ。
・西原先生「(答えを見て)やっぱジャンプに描いている人って、違うよね」うん、何年か期間を明けて眺めると、あの雑誌のレベルはおかしいや。
・コトーできるかな?ここでYS話。某さんの「ヤンサン廃刊したねえ、でもスピリッツはもっと赤字あるからなあ」ってのに深く考える。赤じゃない漫画雑誌はないだろうし、でも、その、さあ。うーん。
・とがし先生「なんか、山田の絵って寂しそうなんだよね。山田は昔から知っていて、あんだけ力があるんだし、やっとこれで売れてねえ」でも、”最近泣けません”って手紙がファンから来るんだって(笑)



●その13
小向美奈子できるかな?八巻さん「まあ、ヤンサン時代のグラビア担当から(略)」どーでもいいです。
・西原先生「これからどんどん不幸になっていくよお」ってのに、西原暗黒面がちらりと見えたり。作品にはそんな風な女の子ばかり出てくるからねえ。
・「ホラ、今までであんまりにも描けないから、客が引いてるよお(笑)」まあ、とがし先生で、ちゃんとしたものは期待していないんで大丈夫です。
ケンシロウできるかな?原哲夫先生とがし先生が劇画村塾で同期だそう。「この絵で劇画村塾だってよお。私の描けないってことと、罪の深さが違う!」
・で、劇画村塾を検索したら、卒業メンバーの面子がカオス(笑)。なんなんだアレは。
・とがし先生「今の原哲夫は目が凄く悪くなってね。棟方志功状態なんだ」そうなんだ。そこまでお仕事しなくてもいいですよね。まあ、奥さんの暴走を止めなさい(笑)。
・そんな訳で、やっぱりパチンコに対する怨念話。「パチンコだけで15億って、くやしい!!」パチンコ前でもスペリオールとかの収入よりも、北斗単体の方が全然多いとか。
・とがし先生「西原は原作とかしないの?」西原先生「人生の一年生の時に、安野モヨコさんにやってもらった時に、この人!って」とがし先生「安野は天才的に上手いよね」そうなんです。天才でもあるし”彼女”のこともあるんで、何年かけてもいいですので、体直して帰ってきて下さい。



●その14
ソフトバンク犬できるかな?「犬?動物は難しいよね。できないよ」「じゃあ、なにならできんだよ!」
・西原先生はいつもの犬です。とがし犬が今回のハイライト。「こんな汚い犬見た事ないよお(笑)」
カイジできるかな?西原先生「息子同士が同級生でさあ。ウチでdsの充電するんだぜ(笑)お前がすんなよお(笑)顔にざわざわとか斜線をいれたくなるし」いいじゃんそれぐらい。
・八巻さんの「福本さんって、アシスタント15人いるんですよね」から”はあ?なに描いてるんですか!”っと疑問が続出。バキと一緒で15人で二日で仕上げるってことなんじゃないのかな?
・とがし先生「意外と、漫画家の顔とキャラって似てくるんだよ。鏡みながら表情とか描くんですから。福本さんもカイジっぽいし」なるほど。アニメ現場でもそんな所沢山ありますもんね。
・西原先生「私と片山さんと福本さんでよく飲むもん」とがし先生「なるほど、竹書房BIG3だな(笑)」うははは。



●その15
ドラえもんできるかな?アジア全体のお約束です。
・とがし先生が何度もカンニングする。その時の「見ないで!」て声だけは女学生だ(笑)
・もう、ここまででなんか焼け野原の状況に。西原先生「このイベントをどうやって漫画にしようか、考えてやっているんだよ。こんなんじゃ、スペリオールに描いてもお客さんに悪いじゃないのお〜」
・濃い酒をリクエストしながら、こんなことやってるんですよ。りえぞおさん凄い。
・最後は浮浪雲できるかな?メカはやぱり禁句なんですかね。
・「とがしさん、それ以上ペン入れても変わらないですよ」「いや、俺の中での美学があるんだ!」「なんの美学だよ(笑)」美学は誰にでもあるんだ。
・ちば先生と高井先生が色紙の下にキャラを描いたことにブーたれる二人。そりゃ上には描けないわな。でもセックス鳥をちゃんと描く。プロ。



●余談;
・次回は7月8日で福本先生!ラスボスじゃーん。その次が8月23日で吉田戦車伊藤理佐夫婦。交渉中の大物もいくつか。まあ、8月はDDT両国国技館でダメなんですけどね。さらに11月1日は誕生祭。なにこのコンボ。めったにやらなかったのが嘘のようだ。
・この最後の最後の八巻炎上独白タイムが一番笑ったし納得な内容だった。「勲章って?」



●看板


●補足写真

参考資料として。どっかで拾ったんですけど、拾い先忘れました。


●さらに補足:本当の参考資料
http://mainichi.jp/enta/mantan/graph/manga/20090526_2/
http://mainichi.jp/enta/mantan/graph/manga/20090608/
なんだ、本家がやってるじゃないか。



以上。