TVブロス２００５年１２月２４日号「東京ゾンビ」特集内の吉田豪さんの記事を転載しましたよ。

お部屋の掃除してたら発見。好きな作家さんの文章を写経することがお勉強になるかと（言い訳）

※参考；この年に映画版『東京ゾンビ』が公開されました。その宣伝記事（哀川＆浅野インタビュー）の片隅にあった、ほんの補足程度のコメント。こんなことを書いて大丈夫なんですか（笑）

●元記事

ゾンビ、柔術、『トラック野郎』、哀川翔、浅野忠信、楳図かずおと、ボクの大好物だけをミックスさせたような映画『東京ゾンビ』。
ここでは、そろそろ時効だと思われる裏話を披露してみようかと思う。
何年か前、ボクはこんな話を格闘技関係者から聞いたことがある。
柔道経験のある格闘家が新人時代、道場で先輩のプロレスラーとスパーリングしていたら先輩をつい圧倒しちゃった、と。
それでカチンときた先輩は「じゃあ、次は打撃のスパーリングやろう」と言い出し、いざ始まったらあからさまに親指を立てた打撃で的確に後輩の目を狙ってきたそうなのである。
その先輩が、ちょっと前に外人選手がサミングしてきたことに激怒していたことを思うと、どんな手を使っても勝とうとするプロレスラーらしさが感じられて最高！それは断じて正しい！
・・・・・・とか花くまゆうさく先生に話したら、それからしばらくして連載が始まった『東京ゾンビ』に、不思議とよく似たシーンが描かれていたのであった。

誰？？？？？？？ってすべては心の中に。

おしまい。

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