3月中に見たキックボクシング興行をまとめてみます。

バウレビさん、ありがとうです。



○その1
新日本キックボクシング協会 "MAGNUM 16"
2008年3月9日(日) 東京・後楽園ホール

第14試合 メインイベント ラジャダムナンスタジアム&WMCスーパーライト級タイトルマッチ 3分5R(インターバル2分)
○シンマニー・ソー・シーソムポン(タイ/ラジャダムナン&WMC王者)
×石井宏樹(藤本/ラジャダムナン5位・WMC 7位・日本ライト級王者)
判定3-0 (50-47/50-47/50-46)
※シンマニーが防衛

第12試合 セミファイナル ヘビー級 3分3R
ルスラン・カラエフ(ロシア/フリー)
×天田ヒロミ(コシ・トラスト)※スウィーン・カーオから変更
3R 2'08" KO (3ダウン:右膝蹴り)

第11試合 日・タイ際戦 スーパーウェルター級 3分3R
○後藤龍治(伊原/IMFスーパーウェルター級王者)
×アピチャート・コンヤン(タイ/ウェルター級)※テワリット・ソー・キッティチャイから変更
1R 1'59" KO (左ローキック)

第10試合 バンタム級 3分3R
○池田茂由(伊原/フライ級2位)
×ベニーユキヒデ(ホワイトタイガー/バンタム級5位)
判定3-0 (28-27/28-26/28-27)
※1R左フックで池田に1ダウン、2R右フックでベニーに2ダウン

第8試合 バンタム級 3分3R
×王子(横須賀/3位)
○田中義人(伊原道場)
判定0-2 (29-29/29-30/29-30)
※2Rブレイク後のパンチで王子に減点1

1.世界タイトルマッチがあるので行かなきゃならないって思いましたので。アンダーは”?”なんですよ。この日は前日夜666→昼ddt→夜新日本キックと一日中後楽園というダメマニアコース。同じ行動取った人はいないだろうなあw。
2.王子vs田中:お互いの気持ちのだしかたの結果、普通の揉め事(喧嘩)見たいになりました。減点パンチはその結果。こんな感じの試合もたまーにあってもいいんですよね。
3.田中義人選手:目がいいなあ。最後の相手セコンドへの挨拶はいないってわかって行ったんじゃないのかw。
5.王子選手:王子って地名?王子様?刺青入っている王子様って違うかなw。
4.ベニーユキヒデ選手:キック業界によくある変なリングネームって嫌いなんですがこれはいいや。なんかジムの会長とかの駄洒落合戦になるのかもしれませんけど。
5.休憩後の伊原代表挨拶:これだけで2000円分ぐらいの面白さがあります!必見だ!
「独自の入場曲で登場」→「ジャンピングリングイン(足引っ掛けで失敗)」→「もう一回やるぞってアピール」→「再度リング下に降りる」→「ジャンピングリングイン(足引っ掛けで失敗アゲイン)」→「あきらめて挨拶”喋ろうとしたことが忘れました!”」→「浪曲を歌い出す(合計2曲?)」→「”石井がタイトルに挑戦します!”とか」→「最後マイクを投げる。マイク音声”ボカーン!”(今日は音声の調子が最悪でリングアナが地声でやっていたりしてたのに)」
6.後藤龍治選手:来月はメインです。vsすどっちょ戦。どーんなカードなんだか。
7.カラエフvs天田:キック業界不思議人脈シリーズ。今回はこの試合の特別リングアナに生島ヒロシ氏。謎です。今wikiを見たら”大道塾創始者東孝とは親友である。”って表記が!
8.天田ヒロミ選手:今日のmvpです。超直前オファーなんで”サップ試合”でもいいんですよ。何度も何度も立ち上がってきて。お疲れさまでした。
9.石井宏樹選手:失礼な書き方になるけど、見る前から勝てると思ってませんでした。ミドルミドルでおなかがツートンカラーに。いやあ大変だなあ。
10.シンマニー:これぞ王者。前半ポイント稼いでの後半のちらし。4R以降は”これを見に来たんだよ!”って感想ですわ。
11.メインのジャッジ&審判:休憩中にみんなで記念撮影をしていたタイ人おっちゃん一同(ラジャのちゃんとした方々)がジャッジ。選手の分け方が抜群です。”角田もこれぐらいやれよ”。
12.タイ王者がタイトルマッチで日本人に負けるのは10年に一回でいいのかもしれません。また元フルコン山田編集長に「ムエタイの集落」とか書かれますし。
13.試合後はt氏とのご飯。二人のわんぱくキッズが酒も飲まずにレタスチャーハンに夢中でした。





○その2
全日本キックボクシング連盟 "Kick On!"
2008年3月20日(木/祝) 東京・後楽園ホール

第8試合 日本vsタイ・3対3マッチ 大将戦 58kg契約 3分5R
×山本真弘(藤原ジム/全日本フェザー級王者・Kick Return 60kgトーナメント優勝)
○F16[エフシップホップ]・PKPラチャノン(タイ/ルンピニー・バンタム級5位)
4R 0'19" TKO (ドクターストップ:肘打ちによる右まぶたのカット)

第7試合 日本vsタイ・3対3マッチ 中堅戦 58kg契約 3分5R
前田尚紀(藤原ジム/全日本フェザー級1位)
△ルンラウィー・サシプラパージム(タイ/フェザー級/BBTVエキサイトファイト・オブ・ザ・イヤー'06受賞)
判定0-1 (朝武47-50/豊永49-49/梅木49-49)

第6試合 日本vsタイ・3対3マッチ 先鋒戦 73kg契約 3分5R
○中村高明(藤原ジム/全日本ミドル級王者)
×ランボー・C.M.A.(タイ/ミドル級)
3R 0'25 TKO (レフェリーストップ:右肘打ちによる左目尻のカット)

第5試合 ウェルター級 サドンデスマッチ(3分3R+延長1R)
湟川満正(AJジム/1位)
×クリストフ・プルボー(スイス/スクランブル渋谷/2位)
4R 判定2-1 (豊永10-9/和田9-10/勝本10-9)
3R 判定0-1 (豊永30-30/和田28-30/勝本30-30)

第4試合 ウェルター級 サドンデスマッチ
吉本光志(AJジム/IKMF東洋ライト級王者・元全日本ライト級1位)
×三上洋一郎(S.V.G./7位)
3R 1'11" KO (膝蹴り)

1.三上選手:序盤のボディーダウンから大変。インターバル中に会長の往復ビンタが最高でした。
2.湟川vsクリストフ:判定に文句を言うのは意味がないのでやりません。もう怒るのもあきましたし。
某所に書いたこれで解決。



>判定にいちいち怒らない自分なりの方法として「語尾にLOVEを付ける」ってのがあります。
>●例_ZSTトーナメントより
>前:×今成正和(1−2)若林次郎○
>※判定理由:ジャッジは若林の方が優勢と判断。
>後:×今成正和(1LOVE−2LOVE)若林次郎○
>※判定理由:天心は若林の方が好きだから。
>→ほら?腹も立たないでしょ(笑)。離脱もなかったことに。


3.中村vsランボー:長身中村さんはどの試合でも身長差が凄いことに。結果対戦相手を応援してしまうことに。
4.前田vsルンラウィー:”ジャッジに(最近いない)例のタイ人がいれば違ったよね”試合ですね。最近いないなあ。”あれ?蹴りしか採点してないんじゃないか?”的疑問が上がるほどの人ですもの。
5.前田選手:入場曲のハイロウズ/青春。ちゃんと聴きたいんで早めに入場しないで下さい。雨のフジロックを思い出すなあ。ジェリー・リースタイル!
6.PKPラチャノン:16歳ですよ。K−1甲子園に出れますよ。階級が違うけど普通にふるボッコにしそうですね。
7.山本真弘選手:残念でしたね。でも、タイ人に肘一発終了ってのはみんな体験するもんなので気にしないでやってきましょう。
8.試合後はt氏+友人とのご飯。三人のわんぱくキッズがラム肉に夢中でした。
9.下記はメイン前のワイクルー。大好き!ワイクルー!


●私的Uチューブメモ(菊地成孔的表現)
死ぬほどかっこよろす。

Jerry Lee Lewis - Whole Lotta Shakin' Going On (1957)