菊地成孔『服は何故音楽を必要とするのか？』発売記念サイン会＆トークショー＠ジュンク堂新宿（３／２７）に行ってきましたよ。

1.菊地成孔さん×向千鶴さんFashionNews編集長のトークショーでした。
2.ジュンク堂でこの本を購入したら偶然イベント＆整理券等々があったので行ってみました。
3.１８：３５頃遅刻ぎみに到着。入口に新刊”『M/D マイルス・デューイ・デイヴィス�世研究』”（約５０００円）の刷りたてホヤホヤがおいてありました。菊地「ドンキでなく鈍器になる」ってことでした。コミケカタログと偶然同じこと言っているw。
4.で、この本の関係上オサレな方々が沢山かと思いましたが、ごくごく普通でした。
5.菊地トークが聴けなくなったのでトークは貴重です。向さんはモデルさんに見えるぐらいの身長でした。
6.（ファッションに興味皆無だが）本の主題である”ショー時に流れるハウスミュージック”と”モデルの歩き”のズレって着眼点は青春の大発見であるらしい。
7.菊地「liveの楽屋で偽の名刺を持ってくる人は多いんですよ。」（DCRP時に）
→連載開始の経緯にて。怪しい連中はいっぱいおるんですなあ。
8.新宿高島屋８fのきらびやかさ加減について。どんな世界にもマニアがいる。自分の彼女をモデルに見たてたりして。
→一回見てみようか。hp吸い取られるかもしれんが。
9.nhkの番組で見たウィーンの舞踏会の話。古城にてワルツを踊る／アフターは同所にてテクノレイヴをやる。同じ格好で。
→これがSPANK HAPPY のテーマの一つとなってるそう。「なんかオーストリアものの古いハウスがかかっていて〜」（Vemdome, la sick KAISEKI）
10.パリコレの人間関係について。菊地「俺は林真理子とカニエウエストにしか興味がなかった。音とモデルのズレを見ているのも俺一人だったかも。」
11.映画評論家とファッション評論家の違い（その１）”普段の服装の気合いの違い／各人のチェック”菊地「映画評論家は汚いのばっかりだしw。」
12.映画評論家とファッション評論家の違い（その２）”メモと鉛筆で取材する”「ファッション評論家はなぜpcを使用しないのか？単純に見栄えが悪いんですよ。」
13.初期の連載は写真をpcでスライドショーだったそう。音楽はテレコで隠し撮り。最初に向さんが小さな声で「イヴ・サン＝ローラン。」ってのが入る。向編集長「こんなことしているのは自分一人なんですよ。」
→向編集長、ギザカワユス！
14.ファッション業界の認知度。みんなカニエを知らない。隣のポーランド皇族の方が高いみたいだそう。「誰？黒人？」
15.菊地「DefJamってのはエイベックス沖縄みたいなもんで、島で歌っている若いお姉ちゃんをつれてきて（例リアーナ）」
→これが一番ツボに入ったなあ。
16.東京のファッションショーでのセレブ層の立ち振る舞い。菊地「吉田美和だけあのドリカム踊りで見ていて泣きそうになったよ。」
17.で、質問コーナー。こういう時は誰も手を挙げないんですよ。自分がなんか言えば後続もやりやすいかなあと思いやって見る。ky関係ないな。
Q.「スパンクの頃からのファンなんですが、CD／書籍中で今回の服は〜は一番分からない。出ている言葉が全部わからないんですが、ちょうど今ジュンク堂にいるんで帰りにどのコーナーでどの本を見ればいいですか？」
A.「まず、一冊二冊では到底無理です。ただ今の現代便利な物があります。YOUTUBEです。仕事上あんまりオススメできないのですが。」
18.さらに、「詳細なリンク集を作ってくれる人がいます。東京大学のアルバート・アイラーでもやってくれた人がいて、今回もやってくれた人がいたら、自分のHPで紹介します。」等々。
19.質問、ありがとうございました！つまり”ようつべ見れ！！”ってことですね（笑）。
→しかし、質問時に客席側チラっと見たらメモしている方々の多さに驚きました。これがブログ文化か。
20.マイク、地面においたままで向さんが若干困ってしまいすんませんでした。
22.サイン時には「格闘技本だと分かったんですがねえ〜」「格闘技も分からんって意見いっぱいあるんですけどね。カミプロ見てね。」等々の会話あり。「田村VS船木の話して下さい」などのダメマニア特有のお願いもしたが、後に後悔。
23.サイン時にはCDでも書籍でも必ず香水を付けてくれます。シャー。
24.４月２９日は大谷能生氏with菊地成孔氏の”フランス革命特別講義＠新宿紀伊国屋”にても行こうかと考えていたら、ど腐れマニア大注目の船木vs田村＠ドリーム２があるので断念。どんなカブリだか。