フジロックフェスティバル08@三日目

スマッシュのステキなブッキングセンス(嫌味)が炸裂の三日目。

ソウル・フラワー・アコースティック・パルチザン中川敬/奥野真哉/リクオ)(アヴァ/フル)→MICHAEL FRANTI AND SPEARHEAD(天国/フル)→NARUYOSHI KIKUCHI DUB SEXTET(橙/フル)→LEE 'SCRATCH' PERRY(天国/半分)→THE MUSIC(白/フル)→ASIAN DUB FOUNDATION(緑/後半4曲)→でぶコーネリアス(ルーキー/フル)→小室哲哉の曲ばかりやるDJさん(駐車場/1時間半)→DatA(赤/半分)→AEO(EY∃+ Sawai+Jo)(赤/フル)→UKAWANIMATION!(赤/フル)


●ソウル・フラワー・アコースティック・パルチザン中川敬/奥野真哉/リクオ
・起床してテントバラして直行。土砂降りだけど関係ない。雨?だから?
・某所でメインアクトとのギャラ格差を嘆いていたけど、やっていることは同じです。
・中川「みんな、知らへんと思うけど、実はソウルフラワーユニオンってバンドやっててさ(笑)」えー? 知らなかった(笑)
・中川「500人キャパの会場で前売りが●●枚しか売れてへん!」こんなに客がいるんだから行こうよ。
・唄っている時も雨がバシャバシャ。逆にいいなあ。
・満月!アヴァロンなのに、客が全員立ち上がる。こんな光景は初めてなんですが。



●MICHAEL FRANTI AND SPEARHEAD
●NARUYOSHI KIKUCHI DUB SEXTET

・三日間中唯一の場所取りをする為に、早めにオレンジへ。その道中で結構長く聴いていたけど、印象なし。
・ナルナルを見るために最前列ど真ん中をゲット。そんなに頑張らなくても客は居ませんでしたが。
・機材セット&チェック(pが大苦戦!)を確認出来ていいなあ。普段じゃ見れない光景だ。
・リハ。メンバーがコンビニカッパで統一。正装するよりいいよ。
・今回の為に事前公演は一切見なかった。CDよりいいじゃないですか。live版を早く。
・っつーか、この演奏でスコアはどうなっているんだこれ?そっちの方が見たいな。アドリブじゃないだろー。
・デートコース終了に未だにウジウジしているんだけど、こっちもいいな。オールスタンディングの会場でやって。ドレスコードうざい。
・後半でもっとも心配されたリーペリー翁のビートが後方から鳴り響く!菊地さん苦笑い。
・本当に後方でドンドコやっているんで、なんか貴重な体験が出来たな。リー先生でなかったら激怒だろう。開催期間中で唯一許せるのは彼氏ぐらいだ。そー考えると配置は上手いと言えるのか。
・そういえば、クイックジャパンの最新号で「音楽家菊地成孔、「THE OUTSIDER」を語る」って素敵インタビューあり。しかし、カミプロ買っているプライド大好きキッズ達はこの人の話ってどう写っているのかな?不思議おじさんがなんか偉そうとかなんとか。


●LEE 'SCRATCH' PERRY
・ナルナル終わってダッシュだ。オレンジコートでも十二分に聴こえるけど。
・頭にお香を載せてダルく唄うな、このジジイ。
・リー「もう、ドレッドの連中相手には唄いたくないんだよ」って最近言ってたよ(笑)
・3メートルぐらいある大きなボール(レイダースに出てくるアレみたいなヤツ)も一緒に踊っているぞ。


●THE MUSIC
・ハッキリとした感想を書くのは辞めます。
・曲毎のインターバルが長い。通常のバンドの4倍はある。デビュー時は「ああ、慣れていないんだなあ」って思ったが未だにこれだ。それじゃ熱が冷めるよ。
・曲間の時に次の曲のいい所を試し弾きする。これも昔からそう。単純にネタばれ。
・ドラム頑張れ。最後にギターが太鼓叩いたけど、そっちの方が上手いってなに?
・それでもこれを選択したのはやっぱり、楽曲がいいからです。しかし(略)。
・今時ビジョンも、バックに垂幕もない簡素なステージは良かった。
・まあ、あんな感じのVoは劣化が激しいので今の内に見とくべきだったのかな?帰りの大渋滞は参ったけど。


ASIAN DUB FOUNDATION
・帰りにこれを見て「うわ、こっちだったじゃーん」ってことです。
・シャーウッドに行こうとしたけど、こっちこっち!ステージ前方まで転げ落ちるように下山する。
・まあ、こんなに最後の最後になるとなんでもいいんですよね。去年のロストプロフェッツでもそうだし。
・終了。司会の人が出てきて挨拶&パワー〜がスピン!
・司会の挨拶の時に後ろの客がすんげえ汚い罵声を。まあ、自分もどっちかといったら右なんで気持ちは分かる(笑)。が、ここはね?
・毎年思うのだけど、ここで客が感動的に騒ぐ姿を見ると微妙な感じになる。肯定できない理由は自粛。


●でぶコーネリアス
・シャーウッドを選択しなかったので、会場外のルーキーに。
・まあ、若気の至り満載のバンドでした。
・「コーネリアスっぽいのかな?」っつースマートな客には、とんだ地雷でしたね(笑)


小室哲哉の曲ばかりやるDJさん
・去年に発見して、今年も楽しみだったこれ。一般のお客さんが場内1の駐車場で勝手にやっているもの。
・フジでこれをやるってのに、痛烈な皮肉とかいろいろ入っていて、大変に楽しい。
・三日間も”おされ”で”センスいい”と当人は思っているだろうliveを見まくった後だから、逆に素晴らしい。
・機材はスピーカ(あんまデカイ音は出せない)&iPod二台!最高。
・みんなイントロでなんの曲か分かるんだよねえ。フジにきて化けの皮が剥がれる瞬間だ。
・安室だ、trfだ、篠原だ、鈴木あみだ、Hjungleだ、たまーに知名度皆無の曲が流れて客がドン引きする中、djのみがノリノリで(笑)
・開催中いろんな所で見たチベットの旗をふっていた兄ちゃんもここで最後の勇姿を。
・知らない曲でも、ここはiPod。曲を確かめるのが楽。後日にまったく役に立たないけど。
・ちゃんと交通整理係もいてしっかりしてました。駐車場の中で30人ぐらいが騒いでいるんでびっくりしたでしょうね。
・一時間ぐらい踊っていると「あれ?なにやっているんだ」とも考えるようになる。
・この時に、生涯初の流れ星を見る。なんなんだよ、これ(笑)。


●PRF FUJI ROCK FESTIVAL '07

よーく見ると自分も入っているのかも(?)ですが。あ、フジのdvdには完全に入ってました(笑)


●DatA
・ああ、普通のdjだ。心が和む(笑)。


●AEO(EY∃+ Sawai+Jo)
・過去の様々な経緯からEY∃ちゃん絡みのユニットっていろいろあるからなあ。不安だぞ。
・3年前に見たのは、洗濯機にマイクを付けて、スイッチオンで中にビンゴゲームの玉を入れて、それをアンビエントな感じでエフェクトかけてましたね。脱水に入る時がそのライブのピークだ。
・今回は曲がったノイズで会場が真っ暗。その中で両手に電球を持ったEY∃ちゃんがなんか蠢いているんですよ。
・ノイズに合わせて光の強弱や、両手の動きか変化して、何かを表現しようとしているんだけど、それがなにかは不明。
・でもやっぱり、この人は偉大なる先駆者ですよ。死なないでね。


●UKAWANIMATION!
・今回のフジロックでの最大の謎。何をやるの?
・正解はkagami(?)のdjに宇川さんのvjが入って、そこにいろんなダンサーの方々は入るって感じでした。普通!
・ダンサーの方々がとっても上手。自分の上手いダンサー基準ってチアドラゴンズだからなあ。
・シルバーレジデンツっぽい方々が登場。レジデンツ目玉親父達)もフジで見たい。
・ドンドコドンドコ楽しいけど、本当に最終日朝方なので一部を除いて客に元気がない(毎年そう)。こっちは日中寝ていたので超元気。
・宇川さん登場。dj同様にマスク装着(プロゴルファー猿のミスターXっぽい)していたけど、いまさら顔バレはいいんじゃないですか?
・最後の最後の曲がアンダーグランドレジスタンス。これにてフジ終了です。お疲れ様でした。また来年。
・帰りの道中にて、小室djの方に「面白かったよ!」っと声をかけて帰りました。


レジデンツっぽい人達


●The Residents - Wormwood - Burn Baby Burn

見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい(以下略)


矢野顕子 - ばらの花

前回書いたくるりのカバー。スゲエな、つべって。本家より良くない?ってのは内緒だ(笑)。

余談:
三日目グリーンステージの後半3組のブッキングについて。
自分は数年前に「モリッシー直前キャンセル」→「三日目当日のホワイトストライプス終了までTBC」→「日高社長登場」→大将「カモン!モリッシー!!」→「スミスのコピーバンド(チャーメン)登場」→「呆然とし、三曲目までの記憶なし」→「なめんな!といいながらベルセバへ」ってことを体験してるんですね(笑)。
なもんで、今回もまったく期待してませんでした。どうせ、時間をやりくりし、トータル10万以上の出費をし、はるばる山奥まで来た客にとんでもないもの投入するんだと思ってましたから。
結果があれで。まあ、やれる限りでちゃんとやってたんじゃないかな?っつー感じですよ。結果的にチャーメンがまた見たいって思ったしね(笑)。