フジロック’09三日目@SMASH go roundに行ってきましたよ。

トラバ頂いても、呑気なフジレポしかなくてすまん。「どうだいがっかりだろ?」
さて、行ってきましたよ。振替オールナイトフジの面子が微妙です。



●実写版BECKもここで撮影するのかい?



Dachambo
・朝6時すぎに演奏しながらホテルに帰るRäfvenさん御一行が。お友達関係はテントサイトに。そこら辺はシビアなスマッシュ。
・そんなんで、この14時半スタートに間に合いませんでした。ここらはロイクまでオレンジとヘヴンを往復だけ。奥地だけって御満悦な輩にはなりたくないんですが。
Dachamboとか渋さが好きでロフトプラスワンによく足を運ぶ。典型的なアレだなあ。注意しないとね。
・ぼえ〜ってDidgeridooが炸裂。これが最大の武器だわね。



頭脳警察
・オレンジの脇の高台で観賞。いい眺め。ちょっとバランスを崩すと真っ逆さまだけど。
・グリーンの司会者がオレンジに。ちょい違和感が。「30年ぶりにこの男達が帰ってきた!頭脳警察!」
・でも登場しない。また司会者が現れて「客の声援が足りないと言ってます(笑)あと、20年でなく、”30数年ぶり”だと!」もうなんだか理解不能だわ。
・登場。一曲目がBORN TO BE WILD。なんか想像と違うなあ。
・パンタさん「トシと19の時に出会ってから、40年たちました。今度新作を出します」うおおお、2009年の今に頭脳警察の新譜があ!
・「この前フジに行って頭脳警察見てさあ〜」ってありえない思い出話ができるようになりました。



サニーデイ・サービス
・曽我部バンドが充実してたし、心底楽しそうだったので、これはどうなんだろうか。
・学生時代に最後までlive見てなかったんですよね。後悔があるけど2009年の今のメンタルにはいらないとういか。
・結構な人がいるし、昔のナンバーを一緒に唄えるんであろうが、やっぱりなんか合っていない。
・バンド間の関係も悪いのかなんなのか。演奏にも現れているようないないような。
・苗場食堂でのソカバンの方が見たかったかな?



SOUL FLOWER UNION
・彼らの時間にはちゃんと足を運ばないといけない。自分的には右なんだろうけど。あ、森達也イズムよろしく右左は関係ないって思わないと。
・なんだかんだで最前列。三日間で初の出来事。一回ぐらいはあってもいいよね。そうそう、オレンジに客席に降りる階段が。とりあえず降りてどうにもならなかったオゾマトリのGが悪いんだよ(笑)
・今検索して判明したけど、大正時代に女の子が野球をするってヤツの主題歌が東京節。なんという時代でしょう。
・登場。”ヒデ坊たーん、こっち向いて〜”ってアホなファンになろうともしたけど、
・「今日のリハを昨日通しでやったけど、やっぱりキツいやね」「みんなも三日目で疲れているだろうね。ここからだとよく見えるよ、踊りながらあくびしているヤツとか(笑)」中川さんいい。
・上村のマイク音量が小さいとハッキリを分かるぐらい。伊丹さんが気付き途中でマイク場所を譲ったぐらいだもの。
・奥野さんの楽器の調子が悪いのか、演奏しながらスタッフにガンガン指示をしたり。そんな事ができるんだ。別の意味でプロの技を拝見。
・フジはフォームなのか、バッキバキに騒ぐ客。でも、あの歌詞一つ一つが入ってきてそれどころじゃないんだね。
・”荒れ地にて”。先日、ネットの海で拾った「空爆後(かな?)の廃墟でボロボロの赤いソファの上で笑う少女」の写真をずっと思い出してたり。
・Peace Music Festa!@沖縄の告知。この面子で4000円!でも沖縄だよ。
・伊丹さんがチンドン屋セット(正式名しらん)を持つと喜ぶ自分。これってバンドにとっては結構なアドバンスだよねえ。
・激ダンスチューン”海ゆかば山ゆかば踊るかばね”→”うたは自由をめざす!”コンボ。
・ゲッドーから/戦場から/路地裏から/ドヤ街から/バクダットから/北朝鮮から/ソマリアから/アフガンから/カンボジアから/ボスニアからうたは自由をめざします。勿論苗場からも。
・終了したんだけど、”苗場からうたは自由をめざす!”と唄い続ける客。10分以上かな?もっとやってたかも。心境的に輪の中に入れなかったけど、その光景を爆笑しながら眺める。



ROVO
・一つ判明したのは、ロボを超こみこみのヘヴンで明るいウチにやっても、なんの感触もねえってことだな。もったいない。



渋さ知らズオーケストラ
・渋さもフジでやるからには、ちゃんと待たなきゃ。気合いが入るとPA前に陣取るのは悪いクセだなあ。
・スタート。いつもの竜が上空に。客の大半はステージに視線が行っているんで、気付くのが浮上後何分もたってから。どわーっと歓声が。
・不要なメンバーなどいない、誰一人として。っつーかみんなほぼノーギャラなのは知ってたけど、「みんなと同じくテント作って」って、ルースターズの池畑さんイズムじゃん。
・「みんなこのフジロックに来るために我慢して戦ってきたんだろうし」そうだよ、お金なくなりすぎ(笑)これ辞めたらBDだろうがBOSEだろうがなんでも買えるだよね。でもやらない。
・”ど真ん中でこちらを超睨んでいるだけのお姉ちゃん”(南波さん)がいないと、やっぱりなんか足りない。
・不破さん、やっぱり目立ちたがり。おっちゃんがオー!って。
暗黒舞踏さんが盛りだくさん。あれは汗だくになるんで大変。隣でマネした事があるけど、無理。
・今回もいい。やっぱりフジでこれは反則というか。
・日比谷野音も楽しそうだけど、どうしようか?



渋さ知らズオーケストラ FUJI ROCK FESTIVAL 04
D
南波さんまたやってよ。



●THE DISCO BISCUITS
・呑気に踊っていたんだけど、ステージ前に行ったら、とんでもなく大変そうな4人組が見えます。
・ミラーボールかど真ん中でまわるし、何百本もローソクが乱舞する。ヘヴンだなあ。
・今年は、例のパン屋で食べてなかったんだけど、この時点では売り切れ。店の中で踊り狂っているなかごめんなさい。
・隣のエジプトさんには行けないぐらいの演奏。運動会でよく流れる曲(なんだっけ?)で走ったり。
・この時点でもちょっと寝てしまったんだけど、疲れすぎで起きた瞬間からおかしかった。
・”ここどこだ?”→”昼?夜?”→”夜か。え?外?”→”ここどこ?なに?”→”フジか?何日目だっけ?”→”ヘヴンだ?今誰がやってるの?”→等々記憶回路まで狂う疲れ方。



●RÖYKSOPP
・紫と青色のライトの中、ロイクっぽい音がバクバクやってますね。
・デビューし始めから考えると、ロイクがホワイト締めってのは感慨深いというか。っつーかそんなに売れるとは思ってなかった。
・でも、なんかMCやる必要はないよね。つなげてやった方がいいのに。



BASEMENT JAXX
・ロイクでも感じたけど、こんなジャンルの人達は、ステージだと卓に縛りつけられる宿命にあるんだね。
・端から見ると「おじさんのメールチェックを何千人が立ったまま拝聴(有料)」ってことになる。そこからの脱却が長年のテーマ
・後ろの映像に注意したり、ゲストを呼んだり、楽器自体を放棄したり、macbookのリンゴマークを逆にしたり(笑)
・彼らはどうするのかって?当人の華のなさは十二分に理解しているのか、ゲストつるべ打ち。さらにゲスト一曲毎に着替えまくり。
・声量ありまくりの黒人お母さんが煽りまくり。こっちも最後の最後なんで騒ぎまくりだ。
・デジタル二人組の場合の法則。見た目が理系(曲担当)見た目が文系(その他いてもいなくても)って傾向が多い。彼らもご多分にもれず。でも片割れをビジョンにまーったく写さないから、一人ユニットと思われただろう。
・しかし、新曲で前にでる眼鏡ッ子(髭男性)。華がなさすぐる。でも逆に新鮮でいい。
・赤い巨人と蟹さん登場。彼らが化物語に出てたヤツだな(嘘)っつーか、出番が最後の最後なんで、待ち時間が長かったであろう。
・お母ちゃんがステージを切り盛りしていってましたね。後、控え室帰るのに、ステージ直降りから脇テントって初めてかも。
・グリーン完全終了。で、ジョンの曲を今年もここで聴く。グリーンの音響だからまるで別の曲になる。しかし、あの輪の中には入れない。なんでそんなことになる?



●Räfven
・グリーンを追い出されるまでダラダラして、木造テントへ。クリスタルパレステントってのが正式名称かな?
・会場の雰囲気関係で言いますと、実はここが一番いいかもしれない。200人も入らないかもしれないけど。
・四日間目撃しまくった彼ら。最後もちゃんと見ておこうって一時間も前から待機。入場規制確実なんで。
・時間がずれてます。主な理由の一つに”場内整備をやっていた米軍セキュリティの方々にセットを組ます(笑)”ってのをやらせたから。できるわけねえじゃん。案の定30分苦戦して別のスタッフがやるハメになったし。
・超ぎゅうぎゅう。やっと出てきましてスタートです。木造テントそのものがガンガンゆれまくるぐらいで恐ろしや。ここまで来たら、壊れてもいいかもしれないですしね。
・ぎゅうぎゅうで押し押しな状況が続き、先頭の女の子が何度も何度も押しつぶされる。米軍さんも”危険だから出してあげる”って言っても断固拒否(一時間以上確保していたから)。で、また潰される。
・メンバーが演奏を止めて注意してるけど変化なし。行ってないけど、フジロック一回目の惨状が目に浮かぶ。
・演奏自体になんの責任もないのですが、この絵を見てると急激に冷めてしまい、そうそうに退散。ああ、楽しみにいしてたのにね。



●Räfven - Franz Mardröm



●元コムロの曲ばかりやっていたdjさん達
・やらないって話だったけど、やっぱりいました。チャゲアスとかもやって、範囲が広くなってるし(笑)。



石野卓球
・閑散としているオアシス屋台を散策し、いろいろ食べたりしながら、本当のラストです。前日と一緒!
・そうそう、オニギリ屋が今年のヒットでしたね。ご当地の米で握ってくれる。「直って、熱くないんですか?」「オレはバカだからなんにも感じないんだよ」「(返答に困る)」
・卓球さん登場。ここまで来ると、彼氏も出来上がっているような。
・三台目のターンテーブルにビールを乗せる。まわってまわって、ジャストでキャッチ。拍手。45回転じゃダメだったであろう。
・ビエールさん一家は拝見できませんでした。
・やっぱり、毎年この時間は無駄に元気。レッドの朝方が楽しすぎておかしくなるんだ。
・卓球さん、スタッフをカツアゲするかの如く肩に抱いて何か話してます。「後どれくらいできるんだよ、あん?」「いや、あの、、」
・昔は、6時ジャストにスタッフが強引に止めたり、米軍セキュリティさんが”サノバビッチ!”的罵声をあびせたり、それに客が応戦してエラい事になりそうだったり、スタッフが電源落としても演奏したり、それで客電も落とされたりとか。でも、今年はちょい延長してくれたかな?
・別に何十分って話じゃないんだ。何曲かを少しオマケすれば客は納得するもんなんだ。
・終了。みなさん笑顔です。お客さん、出演者さん、スタッフさん、現地の方々、四日間本当に本当に本当に本当に(略)お疲れ様です。
・んで、会場帰りなんですが、木造テントの控え室あたりで、Räfvenさん御一行が演奏してるのが、漏れて聞こえます。明日は新宿と渋谷のタワレコで演奏+路上もありとか。なんだこの人達は?



●余談
・前夜祭:曇り/一日目:土砂雨/二日目:少しだけ雨のちピーカン/三日目:晴れ
・前半で雨祭りで、グラウンドコンディションを悪くするだけ悪くして、三日間苦労する。
・評判を聞かないお店には行かないようにした。もち豚、苗場食堂、オニギリ、五平餅、フィッシュ&チップス、朝霧、タイラーメン、その奥のオーガニック屋、ハイジカレー、ところバーガー、ヘヴンピザ、パン&コーヒーぐらいかな、毎年美味しいお店は。
・道大芸人は今年は少なかった?あの人達もメンバー変わっていたかも。うーん、あの太ったお兄ちゃん好きだったけど。
・コンビニ大活躍。越後湯沢で食べるカップラーメンや埼玉工場産のコンビニ弁当。なんでもいいんだ。
・毎年借りる旅館のお風呂。年々、そこの息子と娘がでかくなってる。今年は携帯イジリながら接客してたぜ(笑)
・黒猫宅急便。サービスがビックサイト時なみになってきた。一時荷物預かり所は、そこでなくてもいいところ、沢山あるかも。
・田中一族お膝元、例のバス交通会社のサービスが。帰りに無理矢理つめるんでなくて、立ち組/座り組に分けて並ばせなさい。オレは別に立ってもいいからさ。
・ゴミは捨てないのは当たり前だけど、泥だらけのペットボトルを拾って、バイト大学生に嫌な顔されるのはどうなんだろう(笑)悪いのは自分なのか?
・まあ、ここら辺は改善しなくてもいいや。全部我慢できます。このイベントが一年間の心の支えって人間は全国に沢山いるんだから。



●see you next year!!

いや、来年の事は誰にも分からないんじゃないのか?