kagamiとわたし。
DOMMUNEのオープニングの曲を聴いて、そのまま書きました。後で消すかも。
最初に彼のことを知ったのは何時だったかな？
うーんと、田舎の高校生の時か。あの頃は当たり前のように、自由に出来るお金なんかまーったくない。
自転車で３０分以上かけて足を運んだツタヤ。そこに行かないと、エレキングやremixやスヌーザーが読めないから。
あの時代は、本当にテクノってのがメディアに出始めた時期で（勿論、ソニテクの仕業もアリアリ）、「なにが起こるんだろう？」ってワクワクしていたんだね。
cdラジカセしかなくていそいそ聴いていたんですね。生きる糧だった。深夜の野球場に忍びこんで爆音で騒いだり。怒られたけど。
で、その時代に「凄い才能が！」って記事があって、そこに登場したのが彼氏。
よく音楽雑誌とかライターは毎月革命と最高傑作を捏造するけど（それがお仕事）、それが当たったのが彼とリチャードDジェイムズ／エイフェックスツインぐらいだった。
だって、初聴でぶっ飛んだのは彼らの作品ぐらいだし。その他は大体、何回か聴いて解ってくる。でも、彼らは違っていたなー。
でも、田舎じゃない。フロッグマン＝数年早く生まれてたら関わりたかった集団、のレコードなんて置いていないんですよ。
電車乗り継いでさ、もう潰れた県内唯一タワレコで予約して買ったのがY-epかな？それ以降入荷するようになったけど。
それを毎日聴いていたんだ。バンド＝格好悪いもの、ギターなんて捨てろって。
で、何年か経過して、バイトしてdjセット買うけどなににする？とか、中古レコード屋が増えてきたぞ（でも三件が限度）って時期になって。
その地元にツアーで電気グルーヴが来たんだ。そのメンバーに彼とタサカさんがいて。
ライブ終わりに、今は跡形もなくなった地元の小さいクラブでDISCO TWINS（当時はそんな名称なし）をブッキングして。地元djの姉御に大感謝でした。また帰るから。
そのクラブでライブ終わりの卓球さんが、知り合いのアレにアレコレやったり（笑）、あれがあそこで、、、、まあいいか。
最後はタサカガミのプレイで。うん、いい思い出です。楽しかった。
それ以降、何回彼氏のプレイを拝見できたか。djとライブでえーっと、、、３０回以上になったので辞め。リキッドやイエローやマニアックや”名前を忘れた幾つかの箱”や野外やフジロックでね。WIREじゃオープニングは彼らじゃないとダメなんだ。今年もそうだよ、DISCO TWINSじゃないと！
あれが青春だったのか？今は違うのか？まあ、そんなことはいいです。そこに彼がいつもいた。
そんで、"Tokyo Disco Music All Night Long"！！あまりにヒットしすぎて、手作業のフロッグマン通販部は大変なことになったんでしょうね。通販明細が予めのコピペでさ。
以下、曲単位の思い出やつべを貼ろうとしたけど。うん、いいか。全曲になっちゃう。
でね、さっき、レコ箱をぶちまけたけど、彼の作品がバカバカ出てくる。全部持っているか？それだけ好きだったのか？
それだけヒットした反動からか「トウキョウディスコサイコー！」が何十回も出た後に「モウサイテー！」ってネタ（作詞ケンゴさんだったけど）を聴いて悲しくなったりも。でも、裏を返すとパーフェクトストームで超最高って！
いい時期と悪い時期ってのが誰にでもあるけど、彼はずーっといい作品を出していたような気がする。ガッカリした記憶がないんですよ。これって脅威。
エウレカセブンのバックトラックも格好良かった。あれをバックに突入する回が一番のお気に入り。
ほら、みんな貴方のことが大好きって言っているじゃん。あの頃のメンバーも。
知ってる？「本人のツイートかな？」って長いこと疑問だった所が、この件で”本人だった！”って初めて判明したんですよ。
楽しい話しかしない人達だったですよね？そんなことさせちゃいけないじゃん。電気の２０周年も楽しかったし、これからもdjやライブや曲制作でやってくれると思ってたんですよ。ってごめんなさい。
少しだけバイバイ、カガミ。またいろんな音楽を聴かせてね。待ってるから。
うん、「夭逝の天才」とかそんな言葉を書きたくなかったんだ。
”ジョージの文章を泣きながら書くなんて思いもしなかったよ”＠松村雄策
をパクろうとしたけど、そんな必要なかった。
おしまい。
追伸；
Tokyo Disco Music All Night Long!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
上記の三日後。全てを一旦保留にして、行ってみた石野卓球さんのdj。
KAGAMIの曲を何度も何度も何度も。聴こえてましたよね。
●Tokyo Disco Music...Forever
待ってました。アップありがとうございました。これなんだ、テクノってのは。
