ゆうきまさみとわたし。

http://www.yuukimasami.com/yuukimasami30th_event.html



12月19日朝五時。始発の電車に飛び乗る。

渋谷駅に到着。土曜日オールをした方々で賑わっている。まだ暗い。

HMV後は、まだまだ工事中。ファッションビルなんだっけ?屋上の漫画喫茶はなくなったか。

クラブ帰りを毎週していた時代を思い出す。ゴミだらけの渋谷の早朝。しかもまだ暗い。

Chim↑PomさんのBlack of Deathもこんな惨状の中で実施されたんだ。あれがあるから、彼らには何かあるかもって思ってしまう。

渋谷ユニオンの前を通り、ブックオフビルになったクアトロの隣の坂をあがり、屋根裏部屋を横目に観つつ、映画館の一部がライブハウスになったなーとか考えたりして、パルコ前に到着。

朝五時半ぐらいで、ビルの前に。でも、ひとっこ一人もいない?なんで??

まあいいかと、入口に座って、一年ぶりのシレンDSをスイッチ入れる。「シレンが死んでレベルが0になるけど、成長してるんだよ。それは各プレーヤー自身が」@伊集院光

そうしたら、二人組が来て入口の貼り紙を観ながらあれやこれや話してる。ん?ここじゃないのか。

パルコ下の本屋前が列開始位置みたい。抜かった!

サイン会の整理券は一週間前のド平日にやったんだよな。その時点で即完売だったとか。まあ、向かうのはむりだわ。

当日は当初は50人ほどの先着順でと。だからこその始発組。

本屋前の階段に前に。もう、この時点でかなりの行列。うーんと思い数えたら30人ほど。良かった。

とは言っても、これだけの人がいるから後30分ほどでダメになるかもしれない。

先頭の勇士が、お手製の整理券を作ろうかと提案。「おし、コンビニにメモ帳買ってくるわ!」「ああ、献血でもらったヤツがあるからあげるよ!」とのやり取り。

「これは指標でなんの拘束力もありませんからね?」との事。まあ、ありがとうございます。

即50人。しかも、その後にも並ぶ並ぶ。そうこうしている間にお店の人が。

「当初は50人と告知しましたが、本の在庫があと40冊(?)ほどありまして、ゆうき先生にお願いした所その分もやると言ってました。なので、それまでの定員を持ちまして、こちらで整理券を再度配布します」

なぜか拍手発生。偉いぞゆうきまさみ!!

紙をもらって、一旦解散。「正午までにお店で本を購入しないと無効になりますから」

10時パルコ開店。そして、5階へ。

まあ、もう三回目なので、原画を横に観つつ色々購入したりしなければ。

原画よりもゲスト作家のコメント&色紙ブースの方が人が溜まり易い。メッセージ書いてあるからねー。

必見は出渕パトと美樹本知世とあだちみつるの「オン!」とか色々。アオイホノオがなんかシャウトしてるのはいつもの事。

パト、野明、あ〜る、バーディあたりのiPhoneケース。バーディとか全員集合のIPODケース、コスパの篠原HOS&シャフトのマークTシャツ(苦笑)、現時点で買える範囲の関連書籍、ステッカー(既存)、パトキューピーとか。

驚いたのが「究極超人あ〜る特性しゃもじ」呪いがあるのかは知りません。並べて即完売!何に使うの??

そんで、期間中の目玉商品の「究極超人あ〜るの夏合宿カラーページの複製原画」!!二万円!!

聞く所によると、このレベルの複製原画はこの値段では買えないのも多いらしい。しかも、こんな商品はこの機会でないと絶対に買えない。

というか、サイン会自体も25年ぶりとかなんとか。だからこそなのだ。

複製原画は買う買わないという判断ではなく「この値段を出す事による、もう一つの自分との折合いをつける」とか、そんなものなんだな。結局買うんかい!!

ちなみに、自分の所で50部ほど捌けていたっぽい。すげえなあ、色々と。

で、レジへ。整理番号180番。15時30分に再度集まれとの事。

原画展示を拝見。今回はパトの最終回近辺の原稿。オタケさんのほほ修正とか、雨の中のパトとグリフォンのホワイト処理とかが必見。

時間を潰して、再度訪問したらゆうき先生がそこに!うわああ、それだけで十二分です。

http://d.hatena.ne.jp/eg_2/20081227

上記URLから何となくとさか先輩もいそうな気がしたけど、もう50オーバーだからなー。

階段で待機。途中休憩が挟まるので、なんだかんだで一時間はそこに。

ゆうきまさみ年代記を読む。うん、表紙だけでもいいぐらいだ。

この時間で色々思い出す。小学生時代から単行本は発売日即購入してたんだよな。

知っているかい?パトレイバー初版の表紙ロゴだけは少し違っているって事を?

いろんな作品とか、それを読んでいる時代とか、その時の自分の状況とかを思い出されて胸がつまる。血、血が狂う(笑)

「整理券ウラに自分のお名前を書いて下さい!」との事。あ!ゆうきまさみ本人が俺の名前を書くんだ!!なんだそれ!!!

5人ずつ会場に。「どうぞ!」って言われた時に胸がパンクする。涙ぐむ。

ある金額以上を購入すると特性色紙とかでやってくれるとか。まあ、余裕でオーバーだからなー。

「サインなんてなんで欲しいのか解らないよ」と言われるけど、サインよりもその最中に本人と交わす一言二言が大事なのですよ。むしろそっちがメインかも。

次どうぞ!って言われまして、目の前に当人が。ちょ、ちょっと待ってくれ。

あ、全然変わっていない。想像してた通りだ。

「ゆうきさん!愛してます!!一生ついて行きます!!!」「はははは!どうもねー」隣のスタッフが笑ってるのが聞こえるわけで。

握手したら、右手がふにゃふにゃでした。特性色紙は隣にバーディとつとむ。ありがとうございました。

計250人くらいかなー?これをきっかけにしてもっとやって欲しいなあ。野明描いてくれたら死んでもいい。いや、生きるけども。



早い話が人生の指針となった人を肉眼で拝見できたよって話ですよ。




「だきしめて、みないぶるーっ♪」あ、違う曲だ。



ゆうきまさみ年代記 (少年サンデーコミックススペシャル)

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